音楽が繋ぐ癒しの空間!㈱PLUS SIX
代表取締役 岩橋大昂
Release: 2023.11.14
Update : 2023.11.20
株式会社PLUS SIX
福山市久松台1丁目7-29
TEL 07032675170
音楽教室『IWAHASHI MUSIC ACADEMY』『Live Music Karaoke Bar Amenouzume』を経営しています。 その他、音楽に付随する事業として、 演奏者派遣、楽曲制作、レコーディング、ポスター・チラシ制作、イベント運営、イベントコンサルetc...を行っております。
事業紹介
Q:事業内容について教えていただけますか?
A:はい、弊社では音楽教室の運営とミュージックバーの経営を行っております。
Q:音楽教室と飲食業の事業はどちらがメインですか?
A:現在、音楽教室と飲食業の事業は半々の割合で行っています。
「㈱PULUS SIX」という会社名で、音楽教室の「岩橋ミュージックアカデミー」と「Amenouzume」というミュージックバーを運営しています。
他に楽器の販売にも興味があるんですが、特に日本のハンドメイドギターの取り扱いを考えています。
Q:楽器の販売については、どのような種類を考えていますか?
A:具体的には、日本製のハンドメイドギターの販売を検討しています。まだ実現には至っていませんが、中国などの市場では日本のギターがよく売れているそうなので、そういう需要に応えられたらと思っています。
Q:日本のギターは世界的にどのような位置づけにありますか?
A:世界的にはまだ日本のギターが広く知られているわけではないですが、中国のような大市場に比べると、日本には個人で制作するクラフトマンが多いです。工芸品としての価値も高く、それをアピールできれば、日本の音楽業界の発展にもつながり、多様な展開が可能だと考えています。
Q:音楽教室とミュージックバーの組み合わせは珍しいですね?
A:そうですね、教室に通う若い生徒さん達が外で活動してみたいという声が増えてきまして、彼らに演奏の場を提供するため、そして彼らの成長を支援するためにミュージックバーを始めることにしました。
Q:実際にミュージックバーで演奏することで、生徒さん達にどのようなメリットがあると考えていますか?
A:まだ実現できては無いですが、生徒さん達にとっては、学んだことを実践するステージを提供し、イベントを通じて実際に人前で演奏する経験を積むことができるメリットがあります。また、目標を持って練習することで、より効果的にスキルを向上させることが可能です。
Q:楽器は何を教えられるのですか?
A:私の教室ではギター、ベース、ウクレレ、二胡(ニコ:中国の弓で弾く2本の弦の楽器)を教えています。また、音大や専門学校の受験対策の授業も行っています。
起業のきっかけ
Q: 経歴を教えていただけますか?
A:高校卒業後、神戸の甲陽音楽学院に進学しました。卒業後は大阪に約6年間住み、フィンガーピッキングコンテストで2013年に日本チャンピオンになりました。2014年には、アメリカで開催されたコンテストに出場し、全米2位を獲得しました。
Q:全米2位!凄すぎる!
A:(笑)
Q:そのテクニックを元に独立を決断されたんですね?
A:音楽教室で先生をしていた経験があったので、個人で生徒を持つ中で独立しようと思い立ちました。いくつかのタイミングが重なり、自分で教室を持つことにしました。
Q:講師としての経験はどれぐらいになりますか?
A:はい、専門学校卒業後すぐに講師を始めて、もう11年か12年になります。就職活動をせず、紹介や学校からの誘いがあり、その道に進みました。
Q:専門学校を出た人は講師になることが多いのでしょうか?
A:そうですね、専門学校や音楽の学校を出た人は、自然と教える道を選択する傾向があります。
活動だけをしている人もいますが、生活のために教える人が多いですね。
Q:専門学校では教員免許は取れないのですか?
A:教員課程がない専門学校も多く、私の出た学校にもそれはありませんでした。ですが、専門的なテクニックを磨く場としては優れています。
Q:全米2位ですもんね!
A:(笑)
Q:岩橋さんは学生時代にたくさんの練習をされて今の地位を築かれたのですか?
A:それもありますが、私は4歳からギターを弾いていて、音楽一家で育ちました。おじに教わりながら音楽を学びました。
Q:おじさんが会社を経営されているというわけではないのですね?
A:そうなんです。おじは個人で音楽教室をしていて、のんびりとした人です。私もその音楽教室に参加し、後に企業として形を整えました。
Q:今後の展開について教えてください。
A:楽器の種類を増やしながら、音楽教室を発展させていきたいと思っています。
やりがい
Q:この仕事のやりがいについて教えてください。
A:やりがいは、生徒さん達が成長していく過程を見守れることですね。目に見えて上達する姿を見ると、教える楽しさを感じます。
Q:教える生徒さんのレベルはどのくらいですか?
A:生徒さんは主に初級から中級レベルですね。上級者はまだいません。
Q:生徒さんの年齢層について教えていただけますか?
A:小学校低学年から、60代の方まで幅広い年齢層がいます。20代前半の若者は少ないですが、教室のイベントなどで活動的です。
Q:プロになる人が出てくれば面白いですよね?
A:プロになりたいと思う人は、まずは熱心に活動を続けることが大切です。才能がある子もいますが、最初から際立っている子は少なく、取り組む姿勢や継続力によっては可能性があるので楽しみです。
大変なこと
Q:大変なことはありますか?
A:大変なことは、レッスンがマンツーマンなので、忙しい日は朝から夕方までレッスンが詰まっていて他のことが何もできないことですね。1コマが1時間で、次々と生徒が来るので連絡さえ出来ない時もあります。
Q:お店もやってますもんね?
A:そうなんですよ(笑)。
「Amenouzume」について
Q:お店を始めたのはいつですか?
A:お店は今年(2023年)の4月から始めました。もともと教室がメインでしたが、社員を雇うことになり、余裕ができたので新しい事業を始めました。飲食に関わることをしたいと思っていたので、お店ではお酒を提供しながら音楽を楽しむことができます。
Q:お店の名前「Amenouzume」にはどんな由来があるのですか?
A:「Amenouzume」という名前には、日本の神様である「天鈿女命(アメノウズメノミコト」という芸能の神様の物語が由来となっています。岩屋に隠れた「天照大神(アマテラスオオミカミ)」が世界を暗くしたという話があり、その前で踊りを踊ることで「天照大神」が出てきて世界が明るくなったという伝説があります。私たちも色々なことに挑戦して世の中を明るくしたいと思い、神様にあやかって店名にしました。
Q:お店でのサービス内容はどのようなものですか?
A:お店では、カラオケや生演奏を楽しんでいただけます。私が伴奏をして、お客様が歌を歌うというスタイルで、多くの方にハマっていただいています。
Q:仕事をやられる上で大事にしていることは何ですか?
A:人あっての仕事だと思っています。教えることや接客など、できる限り丁寧に対応するよう心がけています。お客さんに感謝の気持ちを伝えることで、皆さんが集まってくれると信じています。
Q:音楽教室以外に、お客様が集まれる場所を作ることって良いですね?
A:音楽教室に気軽に遊びに来るのは難しいので、不特定多数の人が気軽に集まれる場を作ることはずっと考えていました。それが元生徒であれ他の方であれ、集まれる場所があることは素晴らしいことだと思います。
将来の目標
Q:会社の将来の目標は何ですか?
A:音楽教室としては、教える楽器の幅を広げていきたいですし、最近は動画編集やYouTubeの動画作りを教えるようなリクエストもあります。そういった新しい分野にも対応していきたいと考えています。私自身もYouTubeを活用しており、今後はそれを広げていきたいと思っています。
YEGについて
Q:YEGに入会されたきっかけは?
A:去年会社を設立したタイミングで、お世話になっている保険屋さんからYEGのことを勧められました。YEGは年会費も手頃で、自分のペースで参加できるということで興味を持ち、参加してみることにしました。
Q:実際に出席されて印象はいかがですか?
A:実はこういう会に入るのは初めてでしたが、参加してからは、予想以上に色々な人と知り合えるようになりました。それがとても新鮮で楽しくて、今は積極的に出席しています。
Q: YEGに参加して自分自身にどのような変化がありましたか?
A:YEGの会に参加してから、自分が若い方だと感じつつも、多くのことを勉強できています。異業種の方々との会話からは、新しい視点を得られることが多く、自分の世界観が広がりました。
以前は同年代の友人たちとの交流が中心でしたが、YEGを通じて全く違う環境の人たちと接することができ、それが良い変化だと感じています。
Q:YEGで特につながりたいと思っている人や業種はありますか?
A:特殊な業態なので仕事上の付き合いになるかはまだわかりませんが、多様な業種の方との接点を持てるのは、YEGの魅力の一つだと思っています。
このご縁からご子息が通ってくれている人もいますし、それ以上に福山のイベントをもっと知れたら嬉しいです。
Q:楽曲の提供もされているんですね。
A:はい、自分でソロギターの曲を作っていて、歌がないタイプの音楽を主に作っています。福山のカフェや病院、エステなどで、私の作った音源をBGMとして流していただいていることもあります。癒やし系の曲を作るのが好きで、そういう音楽を多くの人に聴いてもらえることに大きな喜びを感じています。
Q:YEGに参加して良かったことや困ったことについて教えてください。
A:YEGに参加することで、非常に多くの異業種の方々と知り合う機会があり、それが自分自身の視野を広げることに繋がりました。参加するたびに勉強になることが多く、世界が広がったと感じています。
また、地元福山で知らなかったイベントや企業との繋がりもでき、それが新たな演奏の機会に繋がるなど、創作活動にも良い影響を与えています。
困っていることは特にありませんね。委員会の活動は盛り上がっていて、事業に全力を出しているので、メリハリがあっていいと感じています。
自身について
Q:休日をどのように過ごされていますか?
A:最近は仕事がとても忙しく、休日はほとんど1日寝て過ごしています。夜は2時ごろまで活動していて、朝は8時半ごろに起きるので、睡眠時間はかなり短いです。
以前はサーフィンを楽しんだりとアウトドアが好きなのですが、最近は忙しくてなかなか行けていません。四国の徳島や高知にはよくサーフィンをしに行っていました。
Q:サーフィンは楽しいですか?
A:はい、サーフィンは波に乗るだけではなく、水に浮かんでリラックスするだけでも癒やされるんです。
Q:音楽については、どんなジャンルをお好きですか?
A:音楽は本当に幅広く聴きます。職業柄、音楽全般が好きで、特にお気に入りのジャンルを選ぶことなく、雑食的に何でも聞いています。まだ深く掘り下げていない音楽もたくさんあるので、これからもいろいろな音楽を聴いていきたいと思っています。
Q:好きな書籍について教えていただけますか?
A:小学生の時に初めて読んだ「星の王子様」が好きです。砂漠に不時着した操縦士が小さな王子様に出会い、彼の旅の話を聞く内容です。
本に出てくる「たいせつなものは目には見えない」という言葉が好きで大人になってからも様々な捉え方ができ、人生の教訓のように感じます。その一節をタイトルに曲も作りました。
Q:自分の性格を一言で表すと何ですか?
A:結構めんどくさがり屋です。
いろいろなことから逃げてきたタイプですが、音楽に関してはブレず、それに付随することに携わりたいという強い思いがあります。
YEGの方へのPR
Q:YEGの方にアピールを!
A:はい、現在私たちの無料体験レッスンを実施しております。
入会金は通常必要ですが、今ならキャンペーンにより0円でご提供しています。YEGの方の紹介であればキャンペーン期間後もずっと無料です(笑)。