For Fukuyama Young Entrepreneurs Group Web Magazine ” Break ”福山商工会議所青年部メンバーのインタビューを掲載しています。

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新築から不動産管理まで任せられる|地域に根ざす総合不動産住宅メーカー大福ホーム株式会社

代表取締役 小林孝章

Release: 2025.07.28

Update : 2025.08.05

大福ホーム株式会社

福山市霞町三丁目3番1号

TEL. 084-921-3232

https://www.daifukuhome.com/

賃貸住宅や新築住宅をはじめとした様々な不動産をお探しのお客様のご要望だけでなく、不動産の管理・売却、宅地造成、家づくりからアフターサービス、リフォームに至るまで不動産と住まいに関する総合的なご要望にお応えできる企業です。

事業紹介

弊社は大きく分けると不動産業と建築業を行っています。新築住宅の建築、リフォーム、不動産の売買、賃貸、買取、管理など幅広く対応しています。おかげさまで不動産と住まいに関する総合的なご要望にお応えできる企業へと成長してきました。

強み・独自性

不動産業と建築業の両輪で展開していることが強みですね。たとえば「今住んでいる家を売って新しく家を建てたい」というお客様に対して、建物を売ることも新しく建てることも同時にお手伝いできるので引っ越し時期の調整などご要望にお応えできます。場合によっては不動産の下取りによって、新築の完成まで今の家に住んでいただいてお客様が1度の引越しで新居に住めるというケースもあります。

同じ場所での建て替えの場合に一時的に賃貸住宅が必要になっても、自社で賃貸物件をお探しすることもできます。家を壊して建てて、新居に戻っていただくまで、不動産に関することをすべてサポートできます。

もちろん土地探しから家づくりまでのお手伝いも可能です。

賃貸物件の管理においても、自社でリフォームや修繕工事ができるので、ワンストップでの対応が可能となり、大家さんのお手間を軽減できます。全てを自社で対応できるところが、独自性だと思います。

会社の歴史

弊社は昭和41年創業で、創業59年目を迎えます。最初は「大福不動産」という商号で不動産業から始まりました。名前は小林ですけど、小さいより「大」きい方がいいでしょ。それと福山の「福」をとって社名になったと聞いています。最初は街の小さな不動産屋として賃貸物件を探すお手伝いをする会社でしたが、少しずつ事業を拡大し、現在に至っています。

就任までの背景

高校時代は不動産業に興味がなく、卒業後は岡山大学の理学部物理学科に進学して、ゼミで研究に勤しんでいました。進学中に様々な経験をし、不動産業に関心が増し、大学卒業後は大学院に進学することなく、大手不動産関連業者に入社しました。不動産と建築の経験を積んでいた時期に、弊社の創業者である祖父が元気な間に一緒に仕事がしたいと連絡があり、家業である大福ホームに入社しました。当初は大手企業と地域の中小企業の違いに困惑することもありましたし、祖父とのジェネレーションギャップもあって衝突することもありましたが、今となってはいい経験でした。

仕事のやりがい

住宅は人生で最も大きな買い物のひとつです。もちろん住宅だけでなく他の不動産を購入や売却するということも人生の中で大きな決断です。そのお客様の大きな節目に深く関わることができ、お役に立てるというのが一番のやりがいです。お客様は大きな期待と同時に不安も抱えておられます。そんな中で私たちを信頼して任せていただけることは、本当にありがたく、責任の大きな仕事です。

実際に新築住宅を建てられたお施主様のご自宅にアフターサービスの点検でお伺いすると、お子さんが元気に家の中を走り回って過ごしている様子を見て「良かったな」と思います。子どもにのびのび生活させたいという思いで家を建てられる方が多いので、その願いを形にするお手伝いができたと感じられる瞬間ですね。地震や大雨などの災害の後に「大丈夫ですか」と訪問して、「全然問題ないですよ、安心して住んでいます」と言っていただけた時にも、本当に良かったと感じました。

仕事で大事にしていること

大事なことは何よりも「お客様の役に立つこと」に尽きます。

お客様にとっては人生の大きな決断になりますので、その責任の重さを常に意識して、どんな時でも誠実に向き合うことが大切ですね。 また、社員一人ひとりが自分たちの仕事で誰かの暮らしを支えているという実感を持てる環境をつくることも大切なことだと感じています。

仕事の大変な面

やはりお客さまへのよりそう住まいづくりです。住まいというのは形がある商品ですが、家族やライフスタイルによって答えが一つではないという部分はやりがいでもありますが責任もありますので、やはり大変さもあります。

住宅の建築はすべて人の手で作っています。工場製品のように完全に均一ではなく、お客様のイメージとズレが生じないように綿密な打ち合わせが必要になります。また関わる人が多いからこそ、コミュニケーション不足や小さな行き違いが大きな問題になることもあるので、細かな気配りやタイミングの取り方にも気をつけなければいけません。

会社の目標

住まいを通じて地域社会に貢献し、すべてのお客様に安心と満足を届けることを目標としていいます。 私たちはお客様一人ひとりの思いに真摯に向き合い、地域に根差した豊かな生活を実現することが使命です。新築、中古住宅、賃貸住宅、どの分野でも地域の方々に必要とされる会社であり続けたいと思っています。

目標への道のり

人口減少や物価の高騰、空き家の増加などにより、不動産と住まいの環境は変化しています。昭和の時代には家を建てることが一家の大黒柱の責任だという人も多くいましたが、現代では様々な価値観やライフスタイルによって住まいに対する考え方も変わってきました。

新築のみならず、空き家となっている中古住宅をリフォームして住める状態にして提供することも必要です。ずっと賃貸住宅で住むという選択をされる方に対しても最善な提案ができる体制整えなければいけません。 そして何より、私たちとしては、その中でどうお客様に選んでいただける会社でいられるかを考え続ける必要があると思っています。

福山YEG入会のきっかけ

16年前に福山へ帰ってきたばかりの頃、ちょうど福山商工会議所の事業で青年部を発足するというお話を伺ったのがきっかけです。僕自身は福山で経営者の知り合いや不動産業界での知り合いも全くいなくて、YEGだけでなく他の青年経済団体の存在も知りませんでした。お話を伺ってYEGの目的が商工業の発展ということでしたので、仕事を頑張りたいと考えていた僕にはちょうどいい機会だと思って入会させていただきました。

福山YEGに入会してよかったこと

よかったことは本当にたくさんあります。一番はたくさんの人に出会えたことです。今日ブレイクの取材を受けていることも、皆さまと出会えたこともYEGに入会していなければ無かったことです。出会ったYEGのメンバーから仕事に依頼をされて直接仕事につながることもありましたが、同じ時間を過ごしているうちにその人の経営観や人となりを知ることが自分自身の成長にも繋がりました。

初めて福山YEGの役員になった時には組織づくりや会議についても学べました。誰かに頼まれて役を担うのは大変なこともあるし時間やお金も使いますが、そこで得た経験や成長は他には変えることができないものだと思っています。

入会後の良き出会い

すべての出会いが良き出会いでしたが、あえて言うとすれば、入会2年目に運営専務補佐として私を選任していただいた荒木栄作さんですね。YEGで初めて役職を任されたので、その1年は多くのことを学ばせていただきました。

のちに令和元年度に荒木さんが会長に就任された時には運営専務として選任いただき、福山YEGの創立10周年の年度を全うできたことは自分の成長になりました。その出会いがなければ今年度(令和7年度)に自分が会長になることもなかったかもしれません。

入会後の変化

入会が16年前なので変化したことはたくさんありますが。様々な人と出会い、価値観に触れ、視野は広がったと思います。たくさんの人と同じ時間を共有し、自分とは違う考え方に触れることができたのは大きいです。役員会でも議案を出すといろんな角度から意見があり、すごく学びになりました。

立場が変わればまた視点も変わります。委員長、副会長、会長と役を受けるたびに見える景色が変わるので、その意味でも入会後は本当に自分の視野が広がったと感じています。

福山YEG入会後に困ったこと

特に大きな困ったことはないですね。もちろん活動に時間を使うことはありますが、使った時間以上に得るものがある青年経済団体だと確信しています。しっかりと活動に取り組み、何かを得ようという気概で親睦と研鑽を重ねれば、YEGの価値を自分自身で創り出すことができると思います。

これから出会いたい人

入会して16年目になり、多くの出会いがありました。まだ卒業まで7年くらいありますが、未来を担う若いメンバーと出会いたいですね。入会歴が長くなると気心が知れた多くなり、例会などでもよく知っているメンバーとだけ話すことが楽になってしまうので、常に新しいメンバーと出会いたいです。若い人たちの視点やエネルギーは自分だけでは気付けないことを知る機会にもなりますし、一緒に活動できるのは大きな価値があると思っています。

今新入会員だったらどう過ごしているか

もし今の自分が新入会員でしたら、できるかぎり例会や事業、委員会活動に参加することを第一に考えますね。参加することで、福山YEGの雰囲気や目的、先輩会員の考え方を感じることができますし、何より人とのつながりを広げることがきます。

自分自身も最初は分からないことだらけで常に新しいことを知る機会になりました。とにかく顔を出して名前を覚えてもらっていれば、少しずつ役割を見つけて視野も広がり、自分にできることをチャレンジする機会があります。福山YEGは自己成長の機会にあふれた環境だと思います。だからこそ、受け身ではなく、自分から関わっていく姿勢を持ち続けることが大切だと思います。

個人について

旅が好きですね。日本YEGに出向した年度に事業で普通の旅行ではあまり行かないような地域にも行く機会があって、そういう中で旅が好きになりました。いろんな土地に行って、その地域の環境や人を知るのも楽しいですし、飲むのも楽しみの一つです。

入会してから数年間はジムに通ったりフルマラソンを走ったりしていました。最近は走る時間がなかなか取れなくてやっていませんが、走ることでメンタルを維持したりする時期もありました。スポーツは本当にいいものだと思うので、また体を鍛えたいと思っています。

取材後の感想

会社経営は不安定なものでリスクもあります。利益だけを追えば社員が疲弊して離職するかもしれません。短期的な成果に固執すれば、長期的な信用を失うかも知れません。場面ごとに何を優先すべきかを判断するバランス感覚が重要だと思います。YEGでは様々な業種、事業規模、価値観をもつ青年経済人とともに活動することで、自分のバランス感覚を養うこともできると思います。

YEGに入会してすぐに売上アップに直結することばかりではないかもしれませんが、将来的に経営観や人生観を変えるきっかけになることもあるはずです。ぜひいろんな人と話をして、楽しんで活動してほしいです。本日はありがとうございました。

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大福ホーム株式会社

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ブレイクスル!

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