For Fukuyama Young Entrepreneurs Group Web Magazine ” Break ”福山商工会議所青年部メンバーのインタビューを掲載しています。

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【福山市】宮崎牛のお重専門店「肉処だいまる」|隠れ家空間で味わう本格レアステーキと焼肉重

代表 大名友樹

Release: 2025.07.28

Update : 2025.08.07

肉処だいまる

広島県福山市南蔵王町2丁目4-18 2F

TEL. 080-9137-4129

https://www.instagram.com/daimaru.4129

広島県福山市にある「肉処だいまる」は、宮崎牛を使用したお重専門店です。レアステーキ重と焼肉重の2種をメインに、丁寧に仕上げた料理を限定数で提供。落ち着いた隠れ家のような空間で、特別なひとときをお楽しみいただけます。

事業紹介

宮崎牛を使ったお重の専門店を営業しています。メインのメニューはレアステーキ重と焼肉重の2種類で、どちらも素材の良さを活かした仕上がりになっています。あえて品数を絞って、1日30食限定というスタイルで提供しています。

もともとは伊勢ヶ丘のほうでテイクアウト専門店として始めて、そこから少しずつ形を変えながら今の店舗にたどり着きました。

お店づくりでこだわったのは、食事だけじゃなくて空間でも満足してもらえること。福山ではあまり見かけないような「大人の上質空間」をテーマに、落ち着いた雰囲気の内装にしています。ゆっくりと食事を楽しんでもらえる場所になればと思っています。

強みや独自性

ビルの2階という立地を活かして、ちょっと特別感のある“隠れ家”のような雰囲気を目指しています。街の喧騒から離れた静かな空間で、宮崎牛のお重をゆっくり味わってもらえるのが、うちの大きな強みだと思っています。

宮崎牛にこだわっているのは、初めて食べた時にその味に衝撃を受けて、「このお肉を使ってお店をやりたい」と心から思ったのがきっかけです。それ以来ずっと、宮崎牛一筋です。

以前営業していた伊勢ヶ丘では、テイクアウト専門のスタイルでしたが、その頃から宮崎牛を使うという軸は一切ブレていません。業態は変わっても、“いいお肉を丁寧に届けたい”という想いは変わらず持ち続けています。

歴史

2023年11月に、福山市の伊勢ヶ丘で「和牛焼肉丼だいまる」というテイクアウト専門店をオープンしました。おかげさまで多くの方にご利用いただいたんですが、2024年11月に一度閉店し、2025年2月には現在の南蔵王に場所を移して、「肉処だいまる」として新たにスタートしました。

テイクアウトからイートインに切り替えたのは、伊勢ヶ丘の時から通ってくださっていた常連さんの「店内で出来立てを食べたい」という声がきっかけです。そういった声を聞くうちに、せっかくなら落ち着いた空間でゆっくりと味わってもらえる場所を作りたいなと思うようになりました。

伊勢ヶ丘のお店で、地元の方々に愛していただけていた、という経験が後押ししてくれました。

起業に至るきっかけ

もともとは大型トラックの運転手をしていて、全国を走る中でいろんな土地の美味しいものを食べる機会が多かったんです。そういう中で、「いつか自分も飲食の仕事をやってみたいな」という気持ちが徐々に強くなってきて。当時付き合っていたパートナーが飲食の経験が長かったこともあって、「一緒にやってみよう」と決心しました。それが独立のきっかけです。

彼女は、親族が旅館をしていたこともあって、中学生の頃から手伝いをしていたそうです。その後もホテルの厨房などで働いていて、料理を作ることや、人に食べてもらうことがすごく好きなんですよ。

実際、創業のタイミングがそのまま修行のスタートでもありました。もし彼女がいなかったら、きっと今でも運転手を続けていたと思います(笑)。

仕事のやりがい

お肉の解体から、お重にしてお客様に提供するところまで、すべて自分たちの手でやっているんです。だからこそ、「綺麗ですね」とか「美味しそう!」なんて言っていただけると、本当に嬉しくて。中にはお重の写真を撮ってくれるお客様もいらっしゃって、そういう瞬間を見ると、やっていてよかったなと思います。

帰り際に「美味しかったです」「また来ますね」なんて声をかけていただけることも多くて、それが一番のやりがいです。直接お客様の反応を感じられるのは、飲食ならではの喜びですね。

お肉も、仕入れた状態のままではなくて、自分たちでしっかり磨いて理想の状態に仕上げています。そこまでやっているお店は、なかなか少ないと思いますし、うちの強みの一つでもあります。

仕事で大切にしていること

飲食店として、まず大切にしているのは接客と衛生面です。特に接客については、お店の内装が「大人の上質空間」をコンセプトにしているので、それに合わせて、落ち着きのある丁寧で上品な対応を心がけています。

現在は彼女が接客をメインで担当していますが、アルバイトの子たちにも「お客様にとって気持ちのいい時間を提供する」という意識を大事にしてもらっています。みんなが気持ちよく働けるような雰囲気づくりも意識しています。

それから、うちはレアのお肉を提供しているので、やっぱり火入れや取り扱いにはとても気を使っています。少しでも不安に感じるお客様がいらっしゃらないように、衛生管理や調理の精度は細かくチェックしています。安心して美味しく食べてもらえることが、何より大事だと思っています。

仕事の大変な面

一番大変なのは、やっぱりお肉の解体や磨きの作業ですね。ここでの精度が、そのまま味にも見た目にも、そして原価にも直結してくるので、本当に神経を使います。丁寧にやらないと、せっかくの良いお肉も台無しになってしまいますし、お店としての評価にもつながる部分なので、手を抜けません。

看板商品であるお重に使うお肉ですから、なおさら気を使っています。接客と同じくらい、お肉の扱いには責任を感じています。すべてに直結している分、やりがいもありますけど、やっぱり気は抜けませんね。

今後の目標

まだオープンして間もないこともあって、地域の方にも「肉処だいまる」の名前が浸透していないのが現状です。なので、まずはもっと多くの方にお店の存在を知っていただいて、「こんなお重があるんだ」「食べてみたい」と思ってもらえるようにしていきたいですね。こだわりのお重を、たくさんの方に味わっていただくことが今の目標です。

1日30食限定にしているのも、理由があります。うちはとにかく、お肉や食材の“質”にこだわっていて、自分たちが思うレベル以上のものしか扱わないと決めているんです。だから、どうしても提供できる数は限られてしまう。仕入れの段階から、業者さんにもご協力いただくことで、安心して美味しいお肉を提供できていると思います。

目標へ向けての課題

課題として感じているのは、やっぱり「場所が分かりにくい」という声をよくいただくことですね。実際にお電話で「お店どこですか?」と聞かれることも多くて…。ビルの2階という立地もあって、どうやってお店の存在をわかりやすく伝えるかは、まだまだ模索中です。

入口の写真や動画をGoogleマップに載せたり、Instagramでアクセス方法を説明する投稿をしたりと、いろんな工夫ができると思うので、そういった方法もぜひ取り入れていきたいです。より多くの方に安心して来ていただけるよう、わかりやすさにも力を入れていけたらと思っています。

入会のきっかけ

自分はまだまだ駆け出しで、経営者としても未熟だと感じているので、経験豊富な先輩方とつながりを持てる場所が欲しいと思っていました。そんな時に、ある方から「こういう団体があるよ」と紹介してもらったのがきっかけです。

それまで福山YEGの存在を知らなかったんですが、お話を聞いて「そういう方たちと交流できるなら、ぜひ入ってみたい」と思いました。経営のことを学んだり、仲間と刺激を与え合えるような場があるのはありがたいですね。

入会して良かったこと

まだ入会して間もないんですけど、少しずつ先輩経営者の方々と交流させてもらえていて、本当に勉強になることばかりです。みなさん経験豊富で視野も広く、自分では気づかないような視点や考え方を教えてもらえるのがありがたいですね。

特に印象に残っているのは、名前と顔がまだしっかり一致していないんですけど(笑)、飲食業をされている方とお話ししたときに、今後のニーズや業界の流れ、トレンドなどを教えていただいたことです。自分の考えにはなかった視点で、「そんな可能性もあるのか」と新しい発見がありました。こうした交流を通して、自分の視野もどんどん広げていけたらと思っています。

入会後の変化

まだ入会して間もないので、これから自分がどう変わっていけるかが大事だと思っています。今はまだ手探りの状態ですけど、大きな成長につながるように、一つひとつの出会いや学びを大切にして精進していきたいです。

入る前と後での印象の違いについては、正直まだ分からない部分も多いんですけど、第一印象としては「みんなお酒が強そうだな」って思いました(笑)。でも、話してみると皆さん気さくで優しくて、そういう空気の中で自分も少しずつ馴染んでいけたらと思っています。

入会して困ったこと

自分はお酒がまったく飲めないですし、もともとあまりコミュニケーションが得意なタイプでもないので、ちゃんと馴染めてるのか少し不安になることはあります。

でも、周りの方から「2〜3ヶ月で馴染めたりはしないから気にせずね」「自分もまだ馴染めてる実感ないし」と声をかけてもらったり、「車で来てる人も多いし、飲まない人もいるから大丈夫」と気遣っていただいたりして、少しホッとしました。

今日、みなさんから「人柄もいいし、話しかけやすいですよ」と言ってもらえたり、「お店に対する愛情がすごく伝わってくるから、それだけで“来てよかった”と思ってもらえると思いますよ」と言ってもらえたのも嬉しかったです。

もっと積極的に、自分からも接していかないといけないなと感じました。少しずつでも自分なりに歩み寄っていきたいと思います。

プライベート

休日は愛犬を連れてドライブに行くことが多いです。自然の中を走るのが気持ちよくて、いいリフレッシュになりますね。趣味は釣りとドライブで、時間があればふらっと遠出したりもします。

最近の出来事でいうと、こちらの彼女と8月に入籍を予定していて、ちょうど先週、両家の顔合わせを無事に終えたところです。ホッとひと安心という感じですね。

音楽はB’zやBOØWYが好きです。父がよく聴いていた影響だと思います。あの時代のロックサウンドが自分にはしっくりきますね。

お酒はまったく飲めないんですが、アサヒのドライゼロが好きで、飲みの場でもそれを楽しんでます。もともとは少し飲んでいたんですけど、若い頃に痛風になってしまって…それ以来控えるようになりました。今ではアレルギーっぽい反応も出るようになったので、完全にやめています。でも、今はもう痛風の症状も出ていないので、体調は大丈夫です。

ご自身を一言で表すなら

自分を一言で表すなら、「牛」ですね。四六時中、お店のこととか牛肉のことばかり考えていて、頭の中はもう“牛一色”って感じなんです。寝ても覚めても牛のことばかり(笑)。それくらい、日々の仕事にもお肉にもどっぷり向き合っています。

目標達成へ向けて参加者より一言

橋本( アトラッカ株式会社)
私はデザイン会社をやっていて、集客企画やメニュー、ホームページなどを一緒に考えることができます。お金をかける方法も、かけずに周知する方法も相談できるので、ぜひ気軽に声をかけてください。

高橋(医心接骨院)
私は鍼灸師をしています。接客業だと足腰が疲れやすいので、そういう面でもお力になれれば。

藤原(池永会計事務所)
会計事務所です。素朴な質問でも電話してください。何でも気軽に相談してもらえたらと思います。

廣江(beauty mind)
エステとコーチングをしています。表面的なケアだけでなく、マインド面のサポートも含めたサービスを提供しています。経営者の方の方向性を整理したり、一緒に考えたりもできます。

大平(グルーヴィレッジ)
私は写真やデザインをしています。料理写真やショップカード、チラシなど、写真を綺麗に撮ることでお店の魅力を伝えるお手伝いができます。

取材後の感想

取材は正直すごく緊張していたんですけど、皆さんの雰囲気が柔らかくて、思っていたより早く緊張もほぐれました。とても話しやすい空気を作っていただいて、ありがたかったです。

質問も答えにくいものは特になくて、自然と自分の想いや考えを言葉にすることができました。貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

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