信頼と挑戦で必要とされ続ける会社に-株式会社円福寺
営業企画部長 杉原 達哉
Release: 2025.01.22
Update : 2025.03.06

事業紹介
Q:事業紹介をお願いします。
A: 株式会社円福寺は、建設業を中心に幅広い事業を展開している会社です。主力事業としては建材の卸売業があり、大手メーカーであるTOTOやクリナップの製品を工務店に卸しています。具体的には、お風呂やキッチンといった住宅設備を提供し、地域の住宅建築を支えています。建材卸だけでなく、時代のニーズに応えた事業にも積極的に取り組んでいます。
例えば、LED照明事業では、光の直線性を抑えた柔らかな間接照明を提供しており、医療施設や福祉施設などでも採用されています。これはまぶしさを軽減するだけでなく、静電気の発生を抑え、清潔性を維持しやすいという特長があります。また、太陽光発電事業では、産業用設備の設置を通じて環境に優しいエネルギーの普及を進めています。さらに、福祉事業として、児童発達支援や放課後等デイサービスを行う子会社を運営し、地域の子どもたちや家庭をサポートしています。

Q:会社の歴史について教えてください。
A: 株式会社円福寺は明治17年に創業し、145年以上の長い歴史を誇る企業です。そのルーツは、尾道の海岸沿いで始めた建材の卸売業にあります。当時、海藻を練り込んで建築材料を作るなど、時代に応じた方法で地域の建設需要を支えていました。その後、浅野セメントとの代理店契約を経て、昭和30年にはTOTOと契約し、住宅設備の卸売業へと事業を広げていきました。創業当時の歴史的背景には、村上水軍の時代に遡るほどの伝統もあり、地元では非常に親しまれてきました。また、創業から100年以上経つ中で、会社は時代の変化に柔軟に対応してきました。最近では、LED照明や太陽光発電、福祉事業といった新しい分野にも進出し、地域社会への貢献を続けています。


Q:仕事の大変な面は何ですか?
A: 会社全体を見渡しながら複数の事業に携わるので、それぞれの管理や対応に追われることです。何かあった時の解決力を信頼していただけているからこそですね。一つの部署や事業にとどまらず、会社全体の運営や新規事業の立ち上げに携われることは、やりがいでもあります。
Q:仕事で大事にしていることは何ですか?
A: 社長に教えていただいたことでもあるんですが、目の前の人に対して、その人のバックボーンを見て話をするということを大事にしています。相手が背負っている社員や家族など、その人の背景には最低3人はいると思って話しています。例えば営業に来られた時も、話を聞く前に軽くあしらってしまうのではなく、ちゃんと相手が伝えたいことを聞くようにしています。
Q:会社の目標を教えてください。
A: 株式会社円福寺のビジョンは、「なくてはならない”円福寺”となる」です。この目標を達成するために、「続ける信頼」「続く挑戦」というミッションを掲げています。
CIのバリューを決める上で1番こだわったのは、4つ目の「あなただけのバリュー」というところ。それぞれが一番大事していることを入れてもらうという全員参加型にしています。

YEGについて
Q:入会のきっかけについて教えて下さい。
A:入会して3年になります。チャーターメンバーの専務が卒業し為継続的に会社の代表として入会しました。
Q:福山YEGに入会して良かったことはなんですか?
A:考え方や視点が180度変わりましたね。お酒の場でも愚痴がなく、有意義な会話をすることが多いので前向きな考え方になりました。社員同士の会話だと解決しないことを話しつづけるということが多いのですが、YEGではその解決方法を知っている人と仲良くなれました。人脈が広がり、相談できる人に出会えたことで、行動に移しやすくなり前に進めるようになった感覚があります。

個人について
Q:休日の過ごし方
A: 休日は主に子供と過ごしています。特に剣道の大会に付き添うことが多く、家族での活動が中心です。また、地元の剣道教室では指導のお手伝いも行っており、地域との繋がりも大切にしています。
Q:趣味
A: 趣味はゴルフですが、現在は子供の活動を優先しているため、以前ほど頻繁にはプレイしていません。平日に時間が取れる時に仲間と楽しむ程度です。
Q:最近の出来事。
A: 子供が剣道の大会で初めて入賞し、感動して号泣してしまいました。
Q:大切にしているモットーなどはありますか?
A: どんなことも「楽しむ」ことを1番大切にしています。人生は自分がどう解釈するか次第だと思っているので、嫌なことを「しんどいな」と思ってしまうのは損だなと思っています。常に楽しむ姿勢でい続けるのは体力がいることでもあるのですが、それすらも楽しみに変えるようにしています。この姿勢が自分自身の活力になり、周囲にも良い影響を与えられたらと思っています。
