広告業界で輝く「人と企業をつなぐ力」
株式会社プレスシード 宮長 慶子
Release: 2024.12.20
Update : 2024.12.24
株式会社プレスシード
〒720-0031 広島県福山市三吉町4丁目2-45
TEL 084-999-0037
広告だけでなく、取材や記事が多くあるのも特徴です。読者の皆様へ有益な情報を、そして広告主の皆様へ最大級の広告効果を、プレスシードは常に進化を続けていきます。
1. 幼稚園の先生から広告の世界へ
Q:起業(または就任)に至ったきっかけを教えてください。
A:私は元々幼稚園教諭でした。(保育士、幼稚園、小学校教諭の免許持ってます笑)辞めてすぐ、福山に帰ってきて、当時社長だった母に、とりあえず入社してやってみろと言われ、3/31に幼稚園の先生をやめて4/1に入社しました。最初はお手伝い感覚だったのですが、とにかく営業の仕事が楽しくて。数日で天職かもしれないと気付き、そのままどっぷりハマってしまいました。
2. プレスシードの仕事:「人と企業をつなぐサポート」
フリーペーパー『ぷれすしーど』:地域に根ざした情報発信
Q:お仕事はどのような業務をされていますか?
A:プレスシードは主にフリーペーパー「ぷれすしーど」の発行、チラシの制作、折込、ポスティング、Webページ制作、広告、求人、人財紹介、結婚相談所の運営、バスツアーの催行を行っています。フリーペーパーは福山市内最大の配布数で11万世帯の自宅や企業に直接ポスティングを行っており、福山市内のニュース、取材記事、情報を月4回無料でお届けしています。ただ広告を掲載して配るだけにとどまらず、お客様のお店や会社の集客や業績アップのお手伝いをさせていただいております。また、結婚相談所や旅行業などもしておりますが、全ては「人・街・企業を元気に笑顔に」する為に行っています。結婚相談所は福山市内トップクラスの成婚率を誇っており、お客様(企業様)の社員やスタッフさんの結婚のサポートもさせていただいております。
人財育成・採用支援:企業と人を未来につなぐ
Q:特に人財育成に重きを置かれているとのことですが、その理由をお聞かせください。
A:株式会社プレスシードは、フリーペーパー『ぷれすしーど』をはじめ、多岐にわたるサービスを展開しています。ただの広告会社ではなく、「人と企業をつなぎ、地域を元気にする」ことを目的とした総合サポート企業です。「人と企業をつなぐ」のがプレスシードの大きな役割ですが、“人財育成”の大切さも強く感じています。クライアントと向き合う中で、求人•人財の課題や悩みに直面することが多いんです。
クライアント企業への人財サポート
「広告を作るだけじゃなくて、クライアントが本当に困っている“人財”の問題にも向き合っています。」
採用支援や人財紹介の仕事をする中で、ただ人を採用するだけでなく、定着や育成までトータルでサポートすることを意識しています。「『せっかく採用したのに、すぐ辞めてしまう』という相談をよく受けます。そういう時は、職場の雰囲気や教育体制を見直す提案をしたり、求職者とのマッチング精度を上げる工夫をしています。」
人財紹介の流れとポイント
企業のニーズをヒアリング
「どんな人財が必要か」「どんなチームにしたいか」など、具体的な要望や課題をしっかりと伺います。
求職者との面談
面談を通じて、求職者の適性やキャリアの方向性、働き方の希望を確認します。
マッチングと提案
企業と求職者双方の要望や適性を考慮し、最適なマッチングを提案します。
採用後のフォロー
入社後も定期的に状況を確認し、職場環境や業務での悩み、定着に向けたサポートを行います。
たとえば、製造業のクライアントから「新人がすぐに辞めてしまう」という相談を受けた際、採用だけでなく、教育体制や業務マニュアルの見直しを提案しました。その結果、定着率が向上し、企業から感謝されたこともあります。
現場で学ぶ:経験が人財を育てる
「人財を育てる一番の方法は、現場での経験だと思っています。特に営業職は、人と話すことで成長する仕事。」新入社員や若手には、実際に営業現場に出てもらい、クライアントとコミュニケーションを取ることで、自分の“強み”や“弱み”に気づいてもらいます。「最初はうまくいかないことも多いです。でも、その経験が次につながるんですよね。私も広告営業を始めた頃は手探りでしたが、人と話すことで少しずつコツを掴んでいきました。」
人財育成は「信頼関係づくり」
「結局、人財育成って“人と人との信頼関係”が大事なんです。企業も働く人も、互いに信頼し合える関係じゃないと、長く続かない。」プレスシードの仕事を通して、企業と人財が長く信頼し合い、成長し続ける関係づくりを目指しています。
「広告を作るだけじゃなく、企業の未来や人財の成長もサポートしていきたいですね。」
広告制作・ポスティング:効果的な集客戦略を提案
Q:広告制作やポスティングで大切にしていることは何ですか?
A:「広告は作るだけじゃなく、その後の効果が大事なんです。」プレスシードでは、クライアントごとに最適な広告戦略を提案しています。業種、ターゲット、地域性に応じて、ポスティングエリアや広告媒体を細かく調整します。
たとえば…
住宅会社の集客:マンションやアパートに住むファミリー層向けに、チラシをセグメントして配布。
飲食店のオープン告知:オープンする地域に集中してポスティングし、認知度を高める。
医療・クリニックの広告:信頼性を重視したデザインで、新聞折り込みやデジタル広告を併用。
「ただ広告を作って掲載するだけでなく、クライアントの業種、業態、エリア、特性、オーナーの思いなどに合わせて販促方法をご提案させていただいてます。広く浅くたくさんの人に周知した方がいい時もあれば、ピンポイントでターゲットを絞った方がいい時もあります。反響もすぐにあるものもあれば数年かけてじわじわと認知度をあげていく手法もあります。」
さらに、クライアントからのフィードバックを元に、次回の広告戦略をブラッシュアップ。PDCAサイクルを回しながら、より良い提案を心がけています。
ウェブ制作・SNS運用:デジタル時代の情報発信
Q: ウェブ制作やSNS運用では、どのような戦略や工夫をされていますか?
A:「今の時代、紙だけじゃなく、ウェブやSNSも重要な広告手段です。」プレスシードでは、ホームページ制作、ランディングページ作成、SNS運用代行も手がけています。紙媒体とデジタルを組み合わせた「ハイブリッド型の広告戦略」を提案しています。
たとえば、新商品をPRする際に、チラシにQRコードを付けてランディングページに誘導。ランディングページは営業マンの代わりになってくれる“営業ツール“になるので、ホームページとは全く違う役割があります。問い合わせや予約につながるページ作りをしています。
「SNS運用も、ただ投稿するだけでは意味がありません。ターゲットに刺さるコンテンツやキャンペーンを企画し、フォロワーとの関係を深めるお手伝いをしています。」
「デジタルとアナログ、両方の良さを活かして、お客様のビジネスを成長させたいですね。」
結婚相談所・旅行会社:人生と笑顔をつなぐサービス
Q:結婚相談所やバスツアーの運営もされていますが、それぞれのサービスに込めた想いや工夫について教えてください。
A:「プレスシードでは福山最大級の成婚率を誇る結婚相談所『プランタン福山』と福山発着のバスツアーを催行する旅行会社『シープトラベル』の運営もしております。結婚相談所やバスツアーも、結局は人と人をつなぐ仕事なんです。」
結婚相談所『プランタン福山』では、婚活に悩む方のカウンセリングを行い、ぴったりのお相手を見つけるお手伝いをしています。「敏腕の婚活カウンセラーが在籍しているので、今までうまくいかなかった人、結婚を諦めかけている人もぜひ一度ご相談ください。」
バスツアーでは、カニや松茸を求めて、地域の人たちが笑顔で旅行を楽しめるよう企画。
「福山の人たちが笑顔になる瞬間を見るのが、本当に嬉しいんです。」
3. 福山YEGとの出会いと成長
偶然の出会いが人生を変える
Q:YEGに入会されたきっかけや、最初の印象について教えてください。どんな想いで参加を決意されたのでしょうか?
A:「YEGに入ったきっかけは、本当に偶然だったんですよね。母と一緒に飲んでいたBARで、フジキチの末永さん含むYEGの先輩方に突然声をかけられたんです(笑)。」
当時、仕事に追われる毎日で、地域活動とか異業種交流会って、私にはどこか遠い世界の話でした。でも、プレスシードで広告営業をしている中で、「もっと自分の世界を広げたいな」って、心のどこかで感じていたんです。
「最初は正直、YEGって何?って思いましたし、ちょっと怪しさすら感じていました(笑)。でも、その時に声をかけてくれた先輩方が、ちょうどジュニエコを立ち上げる時で、委員会やYEGの活動についてすごく熱心に語ってくれたんですよ。地元福山を盛り上げたい、次世代に何かを残したい――そういう想いが伝わってきました。」
それでも、2年間は誘いを断り続けていました。でも心の中では、少しずつ「YEGって何だろう?」と気になり始めていたんですよね。そしてある日、自分の成長やビジネスの広がりについて改めて考えた時、「YEGに参加することが新しいチャンスになるかもしれない」って感じたんです。
「もちろん『営業先を増やしたい』っていうシンプルな理由もありました。でも、それだけじゃなくて、福山という街や、そこに暮らす人たちとのつながりをもっと深めたいと思ったんですよね。」
勇気を出して飛び込んだ世界
入会を決意した時は、不安もありました。
「でも、一歩踏み出してみたら、想像以上に温かい仲間がたくさんいました。みんなが『ようこそ!』って迎え入れてくれて、すぐに緊張がほぐれました。」
YEGには、経営者や次世代を担うリーダーが集まっていて、仕事の話はもちろん、地域や社会貢献についても真剣に語り合っています。さまざまな業種の人たちと話すことで、自分の視野が一気に広がったのを感じました。
仕事に活きたYEGでのつながり
Q:YEGでのつながりが、仕事やビジネスにどのように影響しましたか?また、YEG活動を通して得た人としての成長についても教えてください。
A:「入会したからには、仕事につなげないと意味がない!って思って、最初はガツガツ営業しました(笑)。」
YEGでの出会いが、新しいクライアントやビジネスチャンスにつながりました。特に、地元企業とのつながりが増えたことで、プレスシードのサービスがより多くの人に知られるようになりました。
「YEGの仲間に『このサービスをもっと認知させたい』とか『人財に困っているんだけど』と相談されることが増えました。そこから実際に仕事につながった時は、本当に嬉しかったですね。」
また、YEGで知り合った仲間の紹介で、異業種のイベントやプロジェクトに関わることも増え、仕事の幅が一気に広がりました。
「今まで接点がなかった業種の人たちとつながれたことで、新しい視点やアイデアがどんどん生まれました。YEGがなかったら、こんな経験はできなかったと思います。」
YEG活動で得た人としての成長
「YEGに入って良かったなと思うのは、仕事だけじゃなく、人としても成長できたことですね。」
YEGの活動って、本当に幅広いんですよ。経営の勉強会や地域イベント、ボランティア活動、そして子ども向けの教育プログラムまで、いろんな経験が待っています。特に印象に残っているのが、『ジュニエコ』です。「最初は正直、『子ども向けのイベント?自社業には関係ないかな』って思っていました。でも、参加してみたら、びっくりするほど視野が広がったんです。社会貢献って、こういう形でできるんだって実感しましたね。」ジュニエコの活動を通して、仕事だけじゃなく、地域や未来を担う子どもたちにも目を向けるようになりました。「子どもたちが笑顔で活動している姿を見ると、私たちの仕事や活動が、次世代のために何かを残しているんだなって感じるんです。」
両立の難しさと未来への願い
Q:子育てとYEGの活動を両立する中で、どのような工夫や苦労がありますか?
「もちろん、子育てとYEGの両立は大変です。特に、夜の活動が多いので、参加できないこともあります。」それでも、YEGでの活動やつながりが、自分自身の成長や仕事の成功につながると信じています。
「子連れ参加OKのイベントや、託児サービスがあったら、もっとたくさんの子育て世代の経営者が参加できるんじゃないかな。そういう仕組みができたら嬉しいですね。」
4. 仕事と子育てのリアルライフ
3人の子育てと仕事、全力疾走の毎日
「4歳、2歳、0歳――3人を育てながら仕事をする毎日は、本当にフルマラソンを走っているような感じです(笑)。」
独身の時は自分が好きな時間に好きなだけ仕事や残業、締切の日は徹夜もできていました。でも子どもがいるとそうはいきません。限られた時間をいかに上手に使うかが試される日々ですね。
在宅ワークを活用して柔軟に働く
Q:在宅ワークを取り入れているとのことですが、実際にどのように活用していますか?
A:「コロナ禍で在宅ワークが定着したことも、私にとって大きかったですね。」
在宅ワークを活用することで、子どもが寝た後や家事の合間に仕事を進めることができるようになりました。
「日中は保育園に預けているので、その間に集中して仕事を終わらせます。でも、子どもが熱を出したりすると急な予定変更も。そんな時は、家でできる仕事を調整しながら乗り切っています。」
オフィスに出勤する日もありますが、必要に応じて在宅ワークを選べることで、柔軟に働ける環境が整っています。
「会社の理解や、子育てしながらでも働ける体制、チームのサポートがあるからこそ、柔軟に働けています。周りの協力に感謝ですね。」
子育てを通して学んだこと
Q:子育てをしながら得た気づきや学びはありますか?
A:子育てって、仕事の1000倍くらい大変(笑)。でも、子どもたちが教えてくれることも多いんです。」
3人の子どもを育てる毎日の中で、本当に多くの学びや気づきを得ていると感じます。
「子どもって、毎日が新しい発見の連続なんです。ちょっとしたことで大笑いしたり、ケンカしてもすぐ仲直りしたり。その素直さや好奇心を見ていると、自分も素直な気持ちで人と向き合いたいと思うようになりました。」
「人と向き合う時、まずは相手の気持ちに寄り添うこと。それは子育てでも仕事でも同じですね。」
5. 趣味:美味しいものとお酒、そしてリフレッシュ
美味しい料理とお酒で心を満たす時間
Q:忙しい毎日の中で、どのようなリフレッシュをしていますか?
A:「仕事と子育てでバタバタしているからこそ、美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲む時間が最高のリフレッシュです!」
特にワインが大好きで、休日や特別な日には、少し贅沢なワインを開けるのが楽しみのひとつ。
「年末には特別なワイン『ジュゼッペ クインタレッリ アマローネ』を開ける予定なんです。このワインは作り手が亡くなってしまったので、もうなかなか手に入らない貴重な一本。母と一緒に味わいたいですね。」
日本酒やビールも好きで、季節や料理に合わせて選ぶのも楽しみの一つ。
「友人や家族と一緒に美味しいお酒を飲む時間が、日々の疲れを吹き飛ばしてくれるんです。」
尾崎豊と木村拓哉:私の“永遠の推し”
Q:音楽など好きなアーティストはいますか?
尾崎豊は母の影響で小さい頃からずっと聴いてきたんです。特に『forget-me-not』は、どんなに忙しい日でもふっと気持ちが落ち着く曲ですね。
「私が生まれてすぐに尾崎豊が亡くなってしまいましたが、彼を超える歌には未だ出会えてません。まさに時代を超えて受け継がれる歌だと思います。」
そして、もう一人の推しはやっぱり木村拓哉!小学生の頃からずーっと変わらず大好きなんです。
「理由?カッコいいから!もうそれに尽きる(笑)。友達に『まだキムタク?』って言われても関係ないですね。だって、今でも変わらずカッコいいんですよ!」
「仕事へのストイックな姿勢や、常に全力で向き合うところが素敵だなって思うんです。何年経っても変わらない姿に、逆に元気をもらっています。」
6. 自分を一言で表すと?
「え?自分を一言で表すって…難しいですね(笑)。でも、強いて言うなら“走り続ける人”かな。」
仕事も子育ても趣味も、どれも全力で向き合っている私。なんというか、まるでずっと走り続けているランナーみたいだなって思うんです。(ちなみにマラソンは大の苦手です。走る楽しさみたいなのは、全く理解できないです笑)どんなに忙しくても、立ち止まらずに前に進みたいっていう気持ちが常にあるんですよね。
「仕事ではクライアントのために全力を尽くして、子育てでは子どもたちの笑顔に癒され、趣味では自分の時間を大切にする――全部を手を抜かずにやりたい。そんな風に、気づけば常に全力で走っています。
立ち止まることも時には必要かもしれないけど、やっぱり私は走っている方が性に合ってるみたい。自分で決めた道は、最後まで全力で駆け抜けたいですね!」