暮らしの悩みを解決!安心・安全な暮らしをご提案!(株)ガスエナジーヤブタ

代表取締役 籔田健一

Release: 2023.09.12

Update : 2023.09.27

株式会社ガスエナジーヤブタ

福山市住吉町6-4

TEL 084-923-1978

https://geyabuta.co.jp/

ガスエナジーヤブタはプロパン(LP)ガス事業を中核として、お客様の暮らしの悩みを解決し、安心で快適な暮らしを支える地域密着企業です。 創業は大正11年(1922年)10月10日。昨年で創業100年を迎えました。創業当時は燃料用の薪を販売する会社でした。それから、時代の変化とともに、コークス(石炭)、プロパンガスの販売へと転換してきました。 弊社がこれまで、永きにわたり歩み続けて来れたのは、ひとえにお客様の支えがあったからこそです。これからも、その永年の信頼を裏切ることなく、エネルギーを軸としてお客様の暮らしを支えていく地域に必要とされる企業として、常に進化し続けてまいります。

事業紹介・会社の歴史

Q:会社名と事業内容を教えていただけますか?

A:会社名は株式会社ガスエナジーヤブタで、事業内容はプロパンガス、LPガスの供給販売と家に関する住宅設備の機器の販売施工をしています。主な事業はプロパンガスの販売です。
グループ会社が3社あり、(株)ガスエナジーヤブタはプロパンガスの供給と販売、(株)福山ガス中央ショップはガス器具の販売取り付けとメンテナンス、大剛建設株式会社は新築やリフォームなどの住宅建築をしています。

Q: 社員の状況や構成はどうなっていますか?

A: グループ全体で社員が30名ほどいて、施工工事部門や配送部門がそれぞれ5人ずつで、10人ほどが営業部門です。営業は今のところ不足していないですが、将来的には増やす予定です。

Q: 籔田さんの会社は創業何年目ですか?また、代表になられてから何年経ちますか?

A: 会社は創業が1922年で、100周年を迎えました。
私は4代目で、(株)ガスエナジーヤブタは5年目、他の事業は8年ほど経っています。
大剛建設(株)は2019年にM&Aを行い、現在役員として経営しています。

Q: 会社の強みや特色について教えていただけますか?

A: 強みとしては、住宅の設備機器の取り替えの経験と実績、高い技術力とメンテナンスの技術力が挙げられます。また、家庭の中にまで入り込めるため、無限大にチャンスがあると感じています。
今では草刈り、墓掃除からリフォームまで、様々なお家の悩みを相談頂くようになりました。顧客とのつながりを強くし、新しい顧客の創造につなげています。

Q: 会社での効率化についてどう考えていますか?

A: プロパンガス業界にもIT・DXを活用しての業務効率化の波が少しずつ来ています。弊社でも数年前から通信機能を持ったガスメーターを全顧客に取り付ける投資を徐々に行っています。これにより、お客様のガスの使用状況がリアルタイムで遠隔に分かるようになってきました。例えば、これまでは、長年の経験で、ガスの交換時期を見極め配送していましたが、現在はリアルタイムで各お客様のガス残量がわかるので、経験の浅い社員でも無駄のない配送計画を立てれるようになりました。今後はそれにAIを組み合わせて、最適な配送ルートを導き出してくれるシステムなど、新しいものをどんどん取り入れていきたいです。
また、営業サイドでは、キントーンというシステムをベースに独自でカスタムしたシステムを導入し、顧客管理、スケジュール管理、見積り、日報などをクラウドで一元化して、どこでも効率的な営業活動ができる環境も創りました。

Q: 会社で大切にしていること、またリクルートについて教えてください。

A: お客様、社員に選ばれる企業になることを大切にしています。効率化により、社員の働きやすさも向上します。リクルートは主にインディードなどで行っていますが、営業の人材の応募がなかなか来ないのが悩みです。

Q: 会社の目標や選ばれる企業になるための方針について教えてください。

A: 家のことなら何でも行って対応するという方針です。困ったら籔田さんとこへ相談しようという流れを作り、困ったときに思い出してもらえる会社を目指しています。15年ほど前から、ガスだけではなく、様々なことに対応する意識で取り組んでいます。

Q: では次に新規事業「お湯の設備の専門店」オユデルについて、特に強みや今後の方針はありますか?

A:お湯の設備機器のメンテナンス・取替に特化した新店舗を出店しました 。 ガス給湯器のメンテナンス・取替に関しては、これまで数十年の実績と経験があり、販売台数もグループの合計では福山で1番だと自負しています。そこに弊社の強みがあると感じ、家庭の給湯設備に特化した事業を展開することになりました。社内にガス、水道、電気の有資格者がいるので、ガス、電気、灯油など熱源を問わずワンストップで対応出来るノウハウが既にあったというのもあります。現在、オユデルの主力商品はエコキュート(電気)になってます。今後は、ガスの顧客だけではなく、お湯の設備があるお家は全て弊社の顧客になる可能性があるので、この事業をテコに新たな顧客創造に力を入れていきます。

Q:最近はガス乾燥機を販売する機会があるんですか?

A:はい、数年前から家庭用の衣類乾燥機の乾太(カンタ)くんという商品が密かなブームとなっています。乾燥機付きのドラム洗濯機だと高額の割に乾燥機能が電気なのでなかなか乾かないという課題がありました。コインランドリーはガス乾燥機なのでイメージが湧きやすいと思いますが、ガスだと短時間でふっくらと乾燥出来るというメリットがあります。最近は洗濯機を乾燥機能無しの安いものにして、ガスの乾燥機を取付けるというご家庭が増えてきました。オール電化住宅で、乾燥機のためにガスを新設して欲しいという依頼も増えています。

Q:ガス機器の強みは何ですか?

A:ガスの強みとしては、料理好きの人にとって火で料理したい、ガス炊飯器でご飯を炊くなどが挙げられます。ランニングコスト的に電気が安いこともあったのですが、最近はその差がほとんどなくなっています。ガスは温める系で電気より断然強いと感じており、熱で乾かすとか熱で温めるという点がガスの強みだと思います。

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コインランドリー&カフェとは?

Q: コインランドリー&カフェ”Your Neighbor”の構想はどのように始まったのですか?

A: 5、6年前からやりたいと考えていました。アメリカで見たコインランドリーが地域のコミュニティの場所として機能していたので、そういう場所を作りたいと思いました。
“Your Neighbor”は「ご近所さん」という意味で、僕が考えました。カフェとコインランドリーの併設も元々の計画でした。
近所のお年寄りや主婦たちが洗濯をしながらワイワイ話す場所として、地域のコミュニティになっています。

起業のきっかけ

Q:子供の頃から会社経営に興味を持っていたということですか?

A:そういう風に育てられたというか、子供の頃から後を継ぐんだろうなっていうのは自分の中であったと思います。

Q: 自社に入る以前は就職をしていたのですか?

A: いいえ、就職していません。東京の大学に行き、卒業後に海外でふらふらして、そのまま会社に入りました。また大学生の時からDJとして活動していました。

今後の展望

Q: 会社の展望と今後の方針について教えていただけますか?

A: まず、100周年を迎えたので次の100年に向かって繋げていくことが大きな使命だと思っています。息子がどうなるかは分からないですが、大きな目標としています。売上や利益を継続していくための施策や、ホールディングみたいな体制を作り、各会社を横一列に並列にして、人たちを育てていずれは任せていけるようにすることも考えています。業界自体が衰退していく可能性もあるので、これからどんどん新しい事業に挑戦したり、会社も増やしていきたいと思っています。

YEGについて

Q:YEG活動で、 経営者としての勉強や刺激になったことはありますか?

A: YEGでの経験や、他の事業者の話を聞くことが刺激になっています。専門店を出すヒントや自社の強みを考えるなど、ビジネスの発展に繋がっています。

YEGへ入会、会長になったきっかけ

Q: YEGへの入会のきっかけは何でしたか?

A: 宮本さん((株)三共冷熱)からの紹介で、青年会議所の先輩として勧められたことがきっかけでした。

Q: YEGの会長になったきっかけや、YEGにのめり込んでいるかどうかについて教えてください。

A: 会長になるときに、前の会長の荒木さんから真剣にYEGを考えること、メンバーとの絆などについてアドバイスを受けました。YEG愛が重要だと感じており、会長になる数年前からエンジンがかかりました。

YEGで印象に残ったこと、大変だったこと

Q: YEGに入会してから印象に残ることや、会長をしてみての印象は?

A: YEGに入ったことで様々なネットワークが広がりました。会長をしてみて、選択肢の多さを感じ、新しいつながりを求めて楽しんでいます。40歳過ぎても信頼できる仲間が増えたことは大きいと感じています。

Q: 会長として困ったことや大変だったことは?

A: 大変だったことは、挨拶が難しかったり、信頼できる仲間が増えれば夜の付き合いも増えて大変だったりします。授業やセミナーの準備も厳しい部分がありますが、練習を重ねることで乗り越えています。

YEGが自社業の発展に繋がった

Q: YEGでの活動が商売につながった経験はありますか?

A: YEGでの活動や信頼関係が、商売にもつながっています。ガスを変えたり、工事を頼んだり、お互いの商売に貢献し合っています。この信頼関係はYEGの活動で築かれたものだと感じています。

個人について

Q:休日は主にどのように過ごされていますか?

A:日曜日は主に家族と過ごしています。子供たちは忙しいので、最近は奥さんと二人で昼から飲みに行ったり、イベントに出かけたりすることが多いです。
以前、旅行で沖縄に行った時は友人夫婦、併せて4家族8人で行きました。
昼はそれぞれ自由行動で、夜だけ集まってご飯を食べる。みんな同じ立ち位置の経営者の家族で、奥さん方も一緒の悩みがあって、「うちもそう」という感じで盛り上がりました。

Q:趣味や好きなことなどは?

A:YouTubeをよく見ます。世界史を勉強するためのYouTubeや、経営者が語るビジネス的な内容を見ることが多いです。朝5時に目が覚めてから見始めることもあります。ゴルフは練習していますが、スコアが100以下になってから趣味として楽しむつもりです。また、人を家に呼ぶホームパーティー的なものが好きです。

Q:怒ることはありますか?一番怒ったことは?

A:怒ることはあるが、一番怒ったことは特に思い浮かばない。反抗期の息子がいたが、今はもう怒ることはない。

Q:友達と飲みに行ったり遊んだりすることはありますか?

A:高校の同級生や経営者とは飲みに行くこともあるが、最近はYEGやロータリーとの付き合いが多い。

Q:朝ごはんや晩ごはんは、毎日家で食べますか?

A:朝ごはんは毎日食べることが多い。食べるか食べないかは前の日のダメージによる。日曜日に一週間分の予定を妻に伝えている。家で食べる日、必要ない日を。急に予定が変わると怒られます。

Q: これから何を始めてみようと思うことがありますか?

A: サーフィンをやってみたい。太平洋か日本海で。しかし、体重増えて浮かぶか心配している。

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