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【前 編】
第1回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」で優秀賞を受賞した水生大海さんの小説「少女たちの羅針盤」の映画化が決まり、昨年(2010年)6月末から7月末にかけて、福山市内全域でロケが敢行されました。
その折、福山商工会議所から地元支援スタッフとして参加した 職員・片岡 達樹 が経験した、感動と笑い、そしてちょっと大変だった48日間の物語を映画公開まで毎週お届けします。( 文責:片岡 達樹) |
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【はじめに...】 |
update:2011.02.08 |
2010年3月24日、ふくやまフィルムコミッション(以下、「FC」と省略します。)の会議が招集されました。
FCは、福山地域での映画制作を支援する目的で福山市・福山商工会議所・福山市観光協会によって設立されておりまして、私は2008年4月から「幹事」を仰せつかっておりました。
ところが、会議の前日、「特命担当」という異動の内示が出たばかり。今後、誰がFCの担当になるのかも判らず、ただ判っていることは「私は関係なくなる」ということだけ。
こんな立ち位置になった私が話を聞いたところで...と思いながらも、年度内は明らかに幹事なのだからと出席したところ、「少女たちの羅針盤」福山ロケのお話。
そして4月、いよいよ一匹オオカミになったのですが、映画ロケのことになると、何故か関係機関から電話がかかります。
ラインの職員が新しくFCの幹事に就任したのですが、なぜか私も幹事の末席で残ることになってしまい、おまけに美術スタッフの一員として、ロケ全日程にも帯同することになってしまいました。
最初にFCからロケ協力の依頼があったとき、「情報提供程度の協力で良いから、時々はスタッフルームへ顔を出してくれ」とのことでしたので「その程度なら」と協力を約束しましたが、見事に裏切られ、しかも美術スタッフのチーフに。
そんなこんなで、一匹オオカミになったお陰で出逢えた映画。とにかく面白い場面や、人間味あふれるロケの現場を経験することになりました。
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【お問合せ】
福山商工会議所 TEL:084-921-2345
cci@fukuyama.or.jp |
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