備後絣
備後絣は、江戸末期(1853年)、芦田町に住む富田久三郎氏が、麦藁屋根の押し鉾竹がすすで汚れて白と黒とに染まっているのにヒントを得、木綿糸をつむぎ、手で括り、正藍で染めて、絣織物を作ったのが始まりでした。昭和30年代には工業生産化され、全国の絣生産の7割を占めました。久留米絣、伊予絣とともに日本三大絣の一つと称され、平成4年「広島県指定伝統的工芸品」に登録されました。
お問合せ先
備後絣協同組合福山市新市町新市434-2
TEL:0847-52-3017
http://www.kasuri.or.jp/