令和7年度副会長・運営専務
監事・参与所信

総務広報委員会担当副会長
佐藤 大起  テーマ 「時を守り 場を清め 礼を正す」


福山YEG会員相互の合意形成、価値観、ビジョン共有の場となる総会・例会の円滑な設営・運営と、福山YEGで執り行われる事業の広報によるブランディング強化。総務広報委員会の主たる責務は一見明確であり、ともすればこの工程、出力される結果も最早「当たり前」とも解されるかもしれません。しかし、これに至るまでには15年の歴史を紡ぐ中で幾重にも亘り試行、挑戦を繰り返し、研鑽と交流の証としてその形を成しているものと思われます。

最適解足り得る現状ですが、されど令和10年、ここ福山を主管地として予定をされる中国ブロック大会開催に向け、福山YEGは更なる組織力、存在感、関係と価値の向上をこの幾年の内で迫られる以上、より闊達な研鑽と交流、YEGの本質の追求は必至です。

時を守り、場を清め、礼を正し、令和7年度福山YEGが未来に向け踏み出す、その輝かしい一歩に相応しい「当たり前」を造るため、ともに成長することのできる舞台を造り上げる総務広報委員会を支えるために、この一年間邁進をいたします。

渉外委員会担当副会長
和田 英典  テーマ 「相互成長」


現在、世界情勢の急速な変化に伴い、グローバル経済の動向や国際的な課題がビジネス環境に大きな影響を与えています。デジタル化、環境問題、貿易摩擦などの深刻化する課題に対応するためには、全国の商工会議所青年部や他の業界団体、ビジネスパートナーとの有益なネットワークを構築することが重要です。
また、他地域の活動や文化に触れることで新たなアイデアが生まれ、他単会メンバーとの交流を通じてビジネスチャンスが拡大し、成功事例を学ぶことで自社業の発展、地域貢献の取り組みがより効果的になります。

現在、日本商工会議所青年部は、全国で400を超えるの単会に分かれ、約32,000名の会員が活動しています。これらの単会は、各地域で経済発展や社会貢献を目指しており、商工会議所青年部のメンバーは互いにネットワークを広げながら、地域経済の発展に貢献し、ビジネススキルを向上させています。この広範なネットワークは、地域の課題解決や新たなビジネス機会の創出に重要な役割を果たしています。
このネットワークを多くの会員メンバーと共有し活用することで自社業や地域未来の発展に繋げていきます。

すべての活動において、共通の目標に向かって共に成長し続ける姿勢を持ち、さらに前進を目指します。そして、すべて変化を「成長への一歩」として捉え、着実に歩みを進めることで、YEG全体の活性化と持続可能な成長を実現し、それぞれが強固なビジネス基盤を築いていくことができると確信しています。
まずは全員で一歩踏み出しましょう!
一年間どうぞよろしくお願い致します。

親睦委員会担当副会長
藤井 孝浩  テーマ 「彩る一歩」


「親睦と研鑽」に込められた大きく深い想いを引き継ぎ、未来に向かって挑戦します。経済環境や社会情勢が複雑に変化する今、私たちが未来に向けて進むためには、仲間とともに一歩を踏み出す勇気が求められます。多様な価値観と個性が交わり、地域社会に鮮やかな未来を彩るために結束し、挑戦し続けましょう。

長期ビジョンにある「楽しく質の高い親睦を図る」ことは、会員間の信頼関係を築き、互いの知識と経験の共有となります。200名を超える会員の英知を交流することは、互いの成長の場となり、本当の意味で楽しいYEG活動となると信じています。親睦事業は、会員間の交流を図る大事な活動の場です。また、会員だけでなくOBの皆様とも交流ができる場であり、楽しく笑顔の絶えない場を提供することで、深い繋がりを築く未来への一歩となります。その一歩を彩ることができるよう、自ら楽しんでまいります。

副会長として、会員の皆様が誇りと情熱を持って活動できる環境を整え、未来を創る力を引き出すサポートを惜しみません。共に、地域と自らの成長を目指して歩んでまいりましょう。
一年間、どうぞよろしくお願い致します。

連携委員会担当副会長
大西 脩冊 テーマ 「羽は大きく、結びは固く」


2015年より福山市は備後圏域広域連携の中枢拠点都市に認定され、福山YEGは備後圏域のYEGとの親睦と連携を育んでまいりました。歴史的背景にも地域経済にも密接なつながりがあり、結びつきの強さがあると考えます。近隣YEGとの連携を進め、地域の特性を活かすことや、相互に不足しているリソースを補うことで、より一層の強固な関係性を育むことが地域経済の一体化と活性化につながるでしょう。

YEGの理念に基づき、「若き企業家集団」として次世代の地域リーダーを育てるためには、所属する単会だけではなく他単会や、県やブロックを越えた広域でのネットワークが必要です。しかし個人ではつながることができないネットワークもYEGを通じることで可能となります。そんなきっかけの一歩を作りたいと考えております。令和7年度には福山YEGと長きに交流を深めていた東海ブロック愛知県連岡崎YEGが全国リーダーズ研修会(旧全国会長研修会)を主管することが決定しております。この研修会では今までの会長や次年度会長だけが対象ではなく、単会での役職者やメンバーも学びの機会を提供できるプログラムが多く準備されます。多くのメンバーで参加し研鑽することにより今後の活動や、令和10年度福山YEG主管となる中国ブロック大会に向け、多様な視点や価値観に触れる機会を増やし、リーダーシップや自社業向上のきっかけにしたいと思います。

いまでは当たり前に行える備後圏域や他単会との連携・交流には歴代の先輩たちの功績があったからです。この当たり前の環境を無駄にすることなく私たちはYEGとして活動をしなければいけません。
枠を超えた地域の連帯と、全国のネットワークとの活動に手を取り合いながら共に一歩ずつ踏み出していきましょう。

研修委員会担当副会長
池田 義明  テーマ 「学びと共に、新たな景色を」


福山YEGは創立15周年を経て、令和7年度はまた新たな1ページを刻む年になります。
先行き不透明な時代の中、持続可能な企業経営を行う為には、時代の変化に対応するための価値観を持ち、経営に挑んでいく必要があると思います。

リスキリングという言葉も使われるようになってきましたが、これからの時代の変化に対応するための経営スキルを身に着けるためには、これまで知らなかった新たな領域についても、継続して学び続ける姿勢が大切だと思います。

今年度担当させて頂く研修委員会は、このような、時代の変化に対応していく為の持続可能な企業経営に少しでもお役立てできるよう、福山YEGメンバーに学びの場を提供していきたいと思います。また、令和7年度の県連フォーラム「若手後継者等育成事業」は福山YEG主管で実施することになりますが、他単会のメンバーと共に研鑽と親睦に励むことができる場を作っていきたいと思います。

この学びの先には、これまで踏みこんだことのない世界が待っていると思います。この世界に勇気をもって一歩足を踏み出しましょう。福山YEG200名を超えるメンバーの一人一人が、学びと共に、新たな一歩を踏み出すことが大きな歩みとなり、福山YEGそして福山市の地域企業に新たな景色をもたらせてくれるようになると信じています。
一年間どうぞよろしくお願いいたします。

ビジネス活性化委員会担当副会長
髙尾 英宏  テーマ 「学而不厭」


福山YEGは、令和6年度で15周年を迎える節目の年となりました。今年度は、これまでの多くの事業で培った経験や成果を活かしながら、さらなる未来を見据えた挑戦を進める年としたいと考えています。

「学而不厭」とは、『論語』に記された孔子の言葉で、「学びに飽きることなく、探究心を持ち続ける姿勢」の重要性を説いたものです。現代社会は急速な技術革新やグローバル化により、私たちを取り巻く環境が常に変化しています。そのような時代において、新たな知識を求める意欲や未知の分野への挑戦が何よりも重要です。「学びを厭わない心」を持ち続けることは、個人の成長に留まらず、組織全体や地域社会にも良い影響をもたらす原動力となります。私自身も、この精神を基盤に日々努力を重ねるとともに、福山YEGの会員の皆様と一緒にさらなる成長を目指したいと考えています。

今年度はビジネス活性化委員会の事業を通じて、福山YEGに国際ビジネスに触れる機会を提供すべく歩を進めたいと思います。現地の企業独自の考え方やビジネス手法に触れることで、専門性や異文化対応力の向上につながり、福山YEG会員の皆様にとって事業成長のヒントになると信じています。

「真に強い福山YEG」を目指して、共に一歩踏み出しましょう。
一年間、どうぞよろしくお願いいたします。

会員ネットワーク委員会担当副会長
佐藤 公泰  テーマ 「事上磨錬」


「事上磨錬」とは、実際に行動や実践を通して、知識や精神を磨くという意味の言葉です。福山YEGの掲げる「親睦と研鑽」を達成する為にはYEG活動に自ら率先して参加し、体験し、学び、深める事が最も大切な行動であり、実践であると考えます。

今年度、会員ネットワーク委員会の副会長を担当させて頂くにあたり当委員会メンバーには令和7年度の会長所信にある、各々の「ONE STEP」を実践してもらえる様な環境作りに専念していきます。「今まであまり参加できなかった」「今までやった事がない」などのネガティブな感情から一歩踏み出し、 今までにない自分自身との遭遇を委員会メンバーが体験できる事を私のミッションと位置づけて行動します。

新入会員増強では、福山YEGという新しい扉を一人でも多くの方に開けてもらえる様に、そして福山YEGの素晴らしさを深く理解してもらえる様な取組みができる様にサポートしていきます。 ビジネスウェブマガジン「Break」では、引き続きYEGメンバーの仕事内容や人となりを取材し掲載していき、より会員間や外部へのネットワークを繋げられるようにブラッシュアップしていける様に導いていきます。

当委員会での経験や出会いが、必ずやメンバーの人間的な成長や豊かな人生に寄与できる様に委員長や委員会メンバーをしっかりサポートして参ります。

一年間、どうぞよろしくお願い致します。

組織活性化委員会担当副会長
塩飽 弘芳  テーマ 「深謀遠慮」


私たち商工会議所青年部は、地域経済の発展に寄与するために活動していますが、そのためには短期的な成果だけでなく、長期的な視野を持つことが不可欠です。私たちの行動が未来にどのような影響を与えるのかを常に考え、持続可能な発展を目指す姿勢が求められます。

2027年(令和9年度)に広島県商工会議所青年部連合会が主管する第47回全国大会が広島の地で開催を迎えます。そして翌年の2028年(令和10年度)には、この福山の地で中国ブロック大会が開催されます。
組織活性化委員会は先を見据え、計画し行動を開始する。私たち福山YEGのメンバー、一人一人が主役となりそして令和10年度、さらにその先へ向かう道筋を創っていきます。

「深謀遠慮」とは、物事深く考え、先を見越して行動することの重要性を示しています。
会長の所信にある「ONE STEP」は、目の前の一歩を踏み出すことの大切さを意味します。この二つを組み合わせることで、私たちは長期的な視野を持ちながらも、具体的な行動を起こすことができるのです。

最後に、私の一年の活動が福山YEGの価値あるものとなるよう全力を尽くしてまいります。

未来創造委員会担当副会長
瀬尾 裕希  テーマ 「みんなで踏み出そう!~小さな一歩が大きな未来を創る~」


福山YEGは、昨年度15周年という大きな節目を乗り越え、進化し新たな一歩を踏み出しました。これまで携わってこられた歴代の会長をはじめとする多くの皆さまのご尽力に心より感謝申し上げます。その歴史ある歩みの中で、私を福山YEGの一員として迎え入れていただき、ここまでの4年間で多くの学びと経験、そして成長をさせていただきました。福山YEGの最大の魅力は「親睦と研鑽」です。この親睦を通じて培った信頼関係は、私たちの活動の基盤であり、地域や経済に貢献するための強力な原動力です。一方、研鑽を通じて互いを磨き合い、それぞれが成長していくことが、個人の成功のみならず、団体としての未来を切り拓いていく鍵となります。本年度の小林会長が掲げられたテーマ「ONE STEP −共に成長、共に未来へ−」は、これらの価値観を一歩さらに進めるものであり、私も副会長として、その実現に全力を尽くしてまいります。

また、本委員会の担当事業であるジュニアエコノミーカレッジは本年度で10回目の節目を迎えます。私たちが、ジュニエコを通じて福山の未来を担う子どもたちに伝えられる事は何か?どうすればより良い学びの場となるのか?など、沢山の事を見つめ直す貴重な機会となるでしょう。そして、未来を創る新たなONE STEPが素晴らしい一歩となる為には、メンバー一人ひとりが自ら小さな一歩を踏み出し、その一歩を結集させて大きな成果を目指すことが重要であると考えます。私自身も、福山YEGとジュニエコに成長させてもらった一人として、皆さまと共に新たな一歩を踏み出す覚悟です。そして、その歩みがいずれ、次の5年、10年、さらにはその先の未来へと続いていくと信じています。福山YEGという場での経験が、地域社会をより豊かにし、メンバーの人生をより実りあるものにするための原動力となることを願っています。

最後に、改めてこの素晴らしい仲間たちと共に活動できる喜びに感謝するとともに、「親睦と研鑽」を大切にしながら、未来へと歩みを進めていきたいと思います。そして何よりこの一年間、皆様と一緒に楽しみたいと思います!どうぞよろしくお願いします。

地域活性化委員会担当副会長
佐藤 貴道  テーマ「同心協力」


テーマを「同心協力」とさせていただきました。福山YEGは、地域の未来を担う若手経済人が集い、共に学び、共に成長しながら地域社会の発展に貢献する団体です。私たち地域活性化委員会は、地域が持つ可能性を最大限に引き出し、次世代へ希望をつなぐ活動を推進してまいります。その中で『ONE STEP 〜ともに成長、ともに未来へ〜』を基に、私たちが一歩ずつ着実に進むことが、地域の発展と結びつくという信念が大切です。

地域社会が直面する課題は多岐にわたります。人口減少や少子高齢化、経済の停滞などが地域の活力を低下させる要因となっています。しかし、こうした課題を克服するためには、私たち一人ひとりが主体的に行動し、地域に新たな息吹を吹き込む必要があります。その第一歩が「同心協力」にあります。私たちが共通の目的を持ち、一丸となって行動することで、大きな成果を生むことができるのです。

地域活性化の具体的な取り組みとして、本年度は福山の魅力を発信する「冬季活性化事業」の企画・運営に力を注ぎます。本事業は地域の伝統や文化を継承し、住民の絆を深める場であり、外部からの観光客を呼び込む絶好の機会でもあります。本委員会では、これまでの経験を活かしながらも、新しい視点やアイデアを取り入れることで、より多くの人に喜ばれるイベントを実現していきます。
『ONE STEP』の理念のもと、メンバー全員が「成長」と「未来」をキーワードに行動し、地域社会に貢献していく所存です。小さな一歩でも、それが積み重なれば地域全体を動かす力となります。ともに学び、ともに成長し、未来を創造していく福山YEGの活動を通じて、福山がさらに活力に満ちた地域となるよう尽力してまいります。

皆さまのご理解とご協力を賜りながら、一致団結して活動を進めてまいりましょう。ともに、輝かしい未来へ向けて歩んでいきましょう。

運営専務所信
占部 拓志 テーマ 「その先へ」


親睦と研鑽を掲げて活動してきた福山YEGは、200名を超える会員を擁する組織へと成長しました。その影響は福山にとどまらず、広島県商工会議所青年部連合会や中国ブロック商工会議所青年部連合会、さらには日本商工会議所青年部においても多くの出向者が活躍しています。対外的にも、今後5年の間に広島県連での全国大会開催や、我々福山YEGが主管する中国ブロック大会の開催が予定されるなど、今や福山YEGは全国的に注目される存在となっています。

16年目を迎える本年は、次の5年間を担う重要な1年目となります。この節目にあたり、私たちは一度原点に立ち戻る必要があると考えます。親睦と研鑽は目的ではなく、その先にある企業の発展により地域経済を支え、豊かで住みよい郷土を創るための手段であることを忘れてはなりません。福山YEG長期ビジョン2022-2027には「質の高い親睦を図る中で信頼関係を構築し、人脈形成のプラットフォームとなる」と記されています。全国有数の会員数を誇る福山YEGには、多くの人脈形成の機会が存在します。次に注力すべきは「自己研鑽によって企業力・人間力を高め、自社業の発展につなげる」の部分です。この取り組みをさらに深めていく必要があります。

かの松下幸之助氏は「企業は人なり」と説きました。企業力の強化には人材が欠かせませんが、それ以上にリーダーである我々の資質向上は必要不可欠です。YEG活動には様々な成長の機会が用意されています。その中で何を得るかは、一人ひとりの意識次第です。未来を見据えて積極的に参画し、自己研鑽に励みましょう。自らの成長こそが最も確実に自社業の発展、さらには地域経済の発展、福山YEGの発展へ繋がるのです。

本年度は運営専務として、福山YEGがより強固な組織として成長し、地域経済を牽引する中心的な団体としてさらに発展できるよう、組織の基盤づくりをしっかりと行ってまいります。

親睦と研鑽の先にある豊かな未来を創るため、ともに歩んでまいりましょう。

監事所信
小林 政嗣 テーマ 「誠実を貫く」


福山YEGは15年という歳月を重ね、単会としての規模、単会で行う事業の精度や活動の幅広さ、広島県連、中国ブロック、日本YEGとの関係性、そして何より先輩諸兄姉が築いてこられた会員同士のネットワークや様々な活動ノウハウにより、福山YEGは確実に進化を遂げてまいりました。この度、令和7年度福山YEGの監事の役割をいただくにあたり、身が引き締まる思いとともに、大きな責任を感じております。YEGは、地域経済の発展を目指す若手経済人の集まりとして、企業経営や地域活動において重要な役割を果たしている団体です。この素晴らしい団体の一員として、監事としての責務を全うし、会の健全な運営に貢献してまいる所存です。

監事の主な役割としては、会計や業務運営の監督を行うことですが、福山YEGの活動がより多くの成果を上げ、地域社会に貢献できるように、その運営が福山商工会議所青年部規則に則ったものとなるよう、常に透明性と公正性を保ちつつ、会員が安心して活動できる環境を作るため、会の予算や決算報告、運営に関わる重要事項を慎重に審査し、必要な助言や指摘を行います。監事は単なる監視の役割にとどまらず、会の健全な成長を支えるためのアドバイザーでもあります。私は、役員会の機能の整合性や組織ガバナンスに基づき、それぞれの役割の特性を理解し、会の活動や運営にどう活かすかという視点で、積極的に会員と意見を交わしていきたいと考えています。福山YEGの目的である「会員相互の親睦と連携」を行い、私たちが未来に望む夢を実現し、達成するためには、会員同士の協力と信頼が欠かせません。そのため、会員間でのコミュニケーションを円滑にし、メンバーシップを高める取り組みも重要だと認識し活動してまいります。

令和9年度の広島県連による全国大会の開催、そして私たち福山YEGが主管する令和10年度の中国ブロック大会は、交流人口を生み出し、地域経済に与える影響も大きいものです。福山という地域において、私たちの活動がどのように社会貢献しているのか、そして地域経済にどう寄与しているのかを常に意識しながら、単会の発展のため行動してまいります。地域とともに、私たちがどのような具体的な貢献をできるかを常に考え、実行していくことが、YEGの存在価値をさらに高めることにつながると確信しています。そのためにも、福山YEGの活動を広く認識いただけるよう、様々な関係者との連携を強化して、個人としても、組織としても成長できる環境づくりを大切にし、ともに新たな一歩を踏み出します。

監事所信
宮本 重信 テーマ 「衆志成城」


令和7年度は、創立15年の節目を終え、これからの5年間へ向けた新たな一歩を踏み出していく年となります。これまで福山YEG設立当初に込められた「親睦と研鑽」という想いを年度ごとに紡ぎ続けながら、規模としては現在では会員数200名を超える地域を代表する青年経済団体となりました。また、実施事業においても様々な事業を企画運営し続け、地域からも期待されえる団体へ成長を遂げてきました。この様な先人たちが紡いできた歴史を振り返り現在をみつめたとき、福山YEGのコアコンピタンスは会員規模や事業遂行能力ではなく、地域経済人の絆にあると感じます。

「かんじんなことは、目に見えない」といわれます。これまで目に見える形で会員数も実施事業数も向上してきましたが、大切な事はその過程にある事業構築への想いや数々の試練との葛藤、そしてなによりメンバーと共にしていく時間であるように感じます。

変化が激しく将来の見通しが立ちにくい厳しい環境下で、社会全体が困難を抱えています。この様な状況の中、地域を支える青年経済人となるべく目に見えない大切なものへ目を向け、会員一人一人の絆をより一層強固にする事が厳しい現状の突破口となるのではないかと感じます。

結びとなりますが、監事という役職は役員メンバーと委員メンバーの架け橋であると考えます。福山YEGがこれまで以上に「人脈形成のプラットフォーム」となり、会員一人一人の結びつきが強固になれるよう尽力してまいりますので、皆様どうぞよろしくお願い致します。