福商女性会24年度活動報告 |
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■全国商工会議所女性会連合会 拡大理事会に出席(2013.3.4・5) |
〜福島メッセージを採択〜
福島市のホテル辰巳屋で行われた拡大理事会に、田原会長とともに出席させていただきました。私にとって初めての福島訪問は、福山と一字違いながらとても遠く、新幹線で6時間余りを要しました。東日本大震災の惨状はメディアで目にしていたものの、JR福島駅周辺では、その影響はほとんど感じられず、普段通りの日常生活を送る市民の様子に驚きました。
170名余が出席した理事会は、大変スムーズな進行で内容も濃くまた、復興庁の岡本統括官らから「被災地復興の現状と課題」について講話がありました。その後、被災地女性会との懇親会では、東日本大震災の記憶を風化させることなく、今後も被災地の早期復興と福島の再生に向け、商工会議所や青年部、関係団体と連携しながら多岐にわたる支援を継続することを誓う「福島メッセージ」が採択されました。
翌日は、古関裕而記念館を見学し、福島市音楽堂で心温まるパイプオルガンとコーラスによるコンサートを鑑賞しました。いくつか歌われたある歌詞に「あなたは今どこにいますか?」というところで、よく見ると津波等でまだ帰らぬ人たちへの思いを泣きながら歌っておられるのです。指揮者の女性が「私たちは、本当は歌なんて歌える状態ではないのです。けれども歌うことしかできないから」と語られました。東北の女性は強いです。こんなに辛いことが起こっているのに、他人のせいにしたり怒りをぶつけたりすることもなく、切々と頑張っておられるのです。そんなことをひしひしと肌で感じることしか私にはできませんでした。
平成25年度の全国大会(仙台市)は、たくさんのお仲間と一緒に参加させていただきたいと思います。今できること!被災地を訪れることが私たちの復興支援です。
副会長 高田恵美
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■新年互礼会開催(2013.1.18) |
〜林会頭を迎え、なごやかに、華やかに〜
会員41名の出席によりアルセで開催。新年例会では、今年度の主な委員会活動報告や恒例の3分間スピーチを行いました。大変嬉しいことに、日東製網(株)顧問の小林眞理子さんが入会され、嘉き年の幕開けができました。
続く懇親会は、総務運営副委員長の藤井千代子さんが演歌「華の宴」の流れるなか、日舞を披露されました。正副会頭をはじめご来賓10名をお招きし、総勢51名で盛大に開催しました。
林会頭は、「政権が代わり経済政策も明るい兆しに期待したい。女性がリーダーとなり今後の経済をぜひ支えてほしい」と挨拶されました。
余興では会員の歌芸や田原会長率いるダンスなどでなごやかな宴となりました。
総務運営委員長 信岡 奎已子
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■12月クリスマス例会開催(2012.12.11) |
〜クリスマスキャロルを楽しむ〜
アルセを会場に39名の出席で、楽しいクリスマス例会ができましたことを会員の皆さまにお礼申しあげます。
まず例会では、広島県の働く女性の就業継続応援事業の研修会に参加された、あきつ住研(株) 野北裕子様より発表をいただき、この報告会には会員事業所から多くの従業員の方にもご出席いただき、助成金をいただくことができました。
続く、懇親会では、倉敷在住のソプラノ歌手 村上彩子様による心清められる歌声を披露いただきました。クリスマスムードで和やかな雰囲気に包まれ、皆さん満足いただけたのではないでしょうか。
総務運営委員長 信岡 奎已子
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■企業視察並びに今治商工会議所女性会との交流会開催(2012.11.20) |
〜万田発酵(株)見学と今治タオル美術館へ〜
1.万田酵素の工場見学
政策推進委員会担当による企業訪問として、今年度は発酵ブームとあって瀬戸内海のほぼ中央に位置する尾道市因島重井町の万田発酵(株)を訪ねました。
当日は秋晴れ、参加者総勢27名は福山駅より9時にバスにて笑顔で元気に出発。9 時50分に到着し、早速記念写真。続いて、発酵棟へと案内していただき果実・穀類など50種類以上の原材料が発酵していく行程を伺いました。3年3カ月以上の間、熱も水も加えず樽の中でじっくりと発酵・熟成させるとのこと。また、農園では看板商品のジャンボ大根に歓声!その他の野菜やお花の色の鮮やかさに、見て触って驚きを隠せません!
見学の後、美と健康を求める私たちは、酵素の働きに納得しながら思い思いにショッピング!自然豊かな因島の空気をいっぱい吸って、案内いただいた万田発酵(株)の方々に感謝しつつ、次は今治へ向かいました。
政策推進委員長 徳山 君枝
2.今治商工会議所女性会との交流会
今治ICを過ぎ山道を15分ほど走ると、お城のようなタオル美術館ICHIHIROに到着。今治商工会議所女性会の広瀬靖子副会長他15名の皆さんにお出迎えいただき、ここからは地域活性委員会担当により早速交流会に。活動状況を伺うと、祭りやフリーマーケットで収益を上げておられるなど、多くの情報交換を行うことができました。
館内のレストラン王府井(ワン・フー・チン)で本格中華をいただきその後、今治商工会議所副会頭でこの美術館を運営されている一広(株)の越智逸宏社長様の講話がありました。越智社長自ら営業で苦労され、この美術館を後世に残るように作られ、夢は大きく絶対にあきらめないと言われた言葉一つ一つに胸を打ち、本当に意義のある時間を過ごすことができました。参加者は皆、今日1日を思い思いに振り返りながら、美しい夕焼けのしまなみ海道を後にしました。
地域活性委員 横山 光江
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■広島県商工会議所女性会連合会 平成24年度講演会(2012.10.16) |
9女性会112名、一般から200名、当会からは吉田副会長ほか計3名が参加しました。
講師は、国際ジャーナリスト・キャスター・明治大学国際日本学部長の蟹瀬誠一氏で、「相手を活かすコミュニケーション 〜今、経営者に求められるものは〜」をテーマに講演されました。
蟹瀬氏出演のテレビ番組「賢者の選択 BS11 毎週日曜日10:00〜10:55放送」で出会った経営者との話から、すぐれた経営者とは、1.「時間管理ができること」 2.「明るいこと」 3.「直感力」 があると話された。そのほか、アサヒビールのドライの開発やネスレのお菓子キットカットの販売、アメリカのレンタカー会社エイビスの売り上げ増加など、果敢にチャレンジする経営者の例を挙げながら、ユニークな戦略を聞きました。
これまでの日本の震災の復興などから、「日本人の再起力はすごい。現実を受け止め、ゆるぎない信念を持ち、超人的即興力がある。日本の未来は、今、何をやっているかなのである」とまとめられました。
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■JFE競走部と走ろう!! 第2回ふれあいランニング教室開催(2012.10.13) |
〜楽しく走って、スポーツの基本を学ぼう〜
秋晴れのもと、福山市緑町公園で第2回ふれあいランニング教室」(協賛:公益財団法人天野スポーツ振興財団)を開催しました。
これは、教育再生・子育て支援事業の一環として、当女性会が昨年から取り組んでおり、福山市内の小学1年生から6年生を対象に、93名の児童が参加しました。
指導にあたったJFEスチール(株)西日本製鉄所競走部の坂梨博監督は、「楽しく走ることは、ほかのスポーツの基本に通じ、体力・忍耐力を養い、友だちの輪も広がっていく」と挨拶されました。
競走部の10名の選手のもと、ラジオ体操やストレッチ体操で体をほぐし、低学年は鬼ごっこや旗とりゲームを、高学年は、スタートの練習や手の振り方、足の上げ方などの走ることのコツと走る喜びを味わいました。
日頃接する機会の少ない選手の方々と触れ合うことができ、子どもたちからも満足感が伝わってきました。
最後に10グループに分かれ200mのトラックを一人1周するタスキリレーを行いました。どの子どもも汗を流しながら一生懸命に走り、保護者からの熱い声援がグラウンドいっぱいに響きました。
子どもたちの「また、来年も来るからね」という声を聞き、大変うれしく思うとともに、年々参加者が増え大きな輪となることを願っています。
地域活性委員長 野北 陽子
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■全国商工会議所女性会連合会 平成24年度北九州全国大会開催(2012.10.5) |
〜「環境モデル都市」に九州人の情熱があふれる〜
全国より309女性会、約2,750名の会員が北九州市の西日本総合展示場に会しました。北九州市は、来年、市政50周年を迎える100万都市です。「八幡に七色の煙が消えぬ限り日本は発展し続ける」と言われた一大公害都市も今は美しき「環境モデル都市」として世界の脚光を浴びています。九州人の情熱は、来賓の小川洋福岡県知事や、北橋健治北九州市長らから充分に窺い知ることができました。
北九州商工会議所会頭で(株)安川電機の代表取締役会長 利島 康司氏の記念講演では「城は人なり」「企業は人なり」今も昔も人が要で、最先端産業用ロボットや医療ロボットへの熱い思いをお聞きしました。
第11回女性起業家大賞授賞式では、最優秀賞を受賞された辻友美子さん((株)ユミコーポレーション代表取締役 大阪府豊中市で介護福祉事業を営まれ、楽しい介護のイノベーションを推進)ら10名にそれぞれ表彰状と副賞が贈られました。介護事業は、今の日本女性の仕事分担である、育児、家事、介護と一手に引き受けざるを得ない女性にとって誠に有難いサポーターです。
懇親会終了後は、北九州商工会議所女性会主催の生バンドのダンスパーティや皿倉山夜景観賞などのエキスカーションで思い思いに小倉の夜を楽しみました。翌日、私は、ハウステンボスに泊まり、長崎、佐賀と西九州を廻りました。威勢の良い街、人情の街でのショッピングでは、客を呼び込む声の大きさに驚きます。来年は、平成25年9月5日(木)・6日(金)に宮城県仙台市で開催されます。
地域活性委員 占部 悦子
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■第27回中国地方商工会議所女性会連合会 平成24年度岡山大会開催(2012.7.23) |
―コシノヒロコさんをお迎えして―
ホテルグランヴィア岡山において、会員619名(当会から19名)の参加により開催されました。
式典に続き、記念講演は、ファッションデザイナーのコシノヒロコさんが「人生をデザインする」と題して、元アナウンサーの吉本真樹氏とのトーク形式で行われました。昨年秋に放送されたNHKの朝ドラ「カーネーション」のエピソードや、文化服装学院時代の話など、75歳の今も世界の第一線で活躍できるのは若いスタッフがいるからと、歯切れのよい岸和田弁で話され、あっという間の90分が過ぎました。
懇親会では、かわいいチアリーダーたちの元気のよいアトラクションで幕開けし、地元のジャズでさらに懇親が深まりました。
広報委員長 平木 滋子
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■7月納涼例会(総務運営委員会と地域活性委員会合同)開催(2012.7.10) |
―脳を活性し、美しく健康で―
会員32名の参加により、初めての納涼例会をアルセで開催しました。2分間スピーチや新入会員の紹介、会員の岡本元子さん((有)ビーケイ代表)による講和を行いました。いつまでも美しく健康であるためには、脳を活性することや水分が重要なことなどをお話いただきました。
政策推進委員 木村 栄子
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■広島県商工会議所女性会連合会 平成24年度総会(三次市にて)開催(2012.6.28) |
県内9女性会から役員81名(当会から5名)の参加により、三次グランドホテル(三次市)にて開催されました。
高木彬子会長の開会挨拶から始まり、決算報告や度事業計画等無事終了し、奥田元宋・小由女美術館館長村上勇氏による「芸術文化による魅力あるまちづくり」と題した講演会が行われました。
わが国最古の美術館「観古館」は、縮景園(広島市)の一角から始まり広島の魅力を発信していたこと、戦後の社会教育活動の推進の場となる美術館、魅力あるまちづくりに芸術文化施設の果たす役割等改めてその重要性・意義を考えさせられた非常に有意義な講演でした。
その後奥田元宋・小由女美術館の視察をし、世界一月が美しく見えるロビーでほっとし、元宋、小由女ご夫婦のそれぞれの作品を鑑賞し、芸術的才能を堪能しました。
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■エコ活動に取り組んでいます |
政策委員会では、家庭での節電対策として「エコライフポスター」を作成しました。家庭や職場の見えるところにはって、身近にできるエコ活動に取り組んでいます。
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■平成24年度通常総会開催 (2012.4.24) |
会員51名の参加のもと第44回通常総会を開催しました。藤原会長の挨拶の後、議長に就任、事務局より平成23年度事業報告並びに収支決算について説明があり、監査報告のあと満場一致で承認されました。
続いて任期満了に伴う役員の改選が審議され、会長に田原弘子氏(田原ダンスメイト(有))、副会長4名理事8名、合計13名が選任されました。
次に田原会長が議長を務め、平成24年度事業計画案並びに収支予算案について原案通り承認されました。また、新人会員の紹介や皆勤賞表彰を行いました。
記念講演では、人口減少の中での日本経済の成長の難しさ、福山市制施行100周年に向けた取り組みや小中一貫教育、福祉、地域の魅力発見、協働のまちづくり等、今後の福山市政の推進について羽田皓福山市長より解りやすくお話いただき、会員のみなさんは熱心に聞かれ、非常に充実した有意義な講演でした。
総会終了後の懇親会では、当所林会頭より祝辞を頂き、石井専務理事、福永理事・事務局長、女性会より三谷顧問、児玉参与ご臨席のもと、和やかな雰囲気のなか親睦を深めました。
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