コロナ禍における新たな形として、倉敷アイビースクエアにて開催された標記総会がオンラインで配信され、全国336女性会より約4,300名の会員が参加しました。
式典は、全商女性連の市瀬会長、倉敷女性会丸山会長他、来賓の皆さまが出席され、厳かな雰囲気で行われ、「第19回女性起業家大賞」最優秀賞表彰のほか、全商女性連表彰では、特別功労者を含む5名とライブ中継で繋がり、受賞の喜びを語られました。
続いて、大原美術館理事長 大原あかね氏を講師に、「過去の歴史と明るい未来の結節点としての現在~SDGsから倉敷を語る~」と題した記念講演が行われ、倉敷のまちづくりに貢献した大原家や、美術館を設立したきっかけなど、大変興味深い貴重なお話しを聞くことができました。また、倉敷市は今年7月に「SDGs未来都市」として選定されており、大原美術館としても、自由で新しい美術館のあり方の提言など、持続可能なまちづくりに取り組まれていることも伺いました。
今年の総会は例年のように開催地に出向くことはできませんでしたが、休憩時間にドローンを利用した空中散歩の映像や、倉敷市の歴史や街の紹介が上映されるなど、実際に倉敷を訪れたように感じられる工夫を凝らした演出が随所になされており、存分に倉敷の魅力を感じることができました。
昨年12月に策定された『SDGsアクションプラン2020』の三本柱の一つに「SDGsの担い手としての次世代・女性のエンパワメント」が掲げられており、今後ますます女性の活躍が求められている中で、今回の総会は、新たな試みで次世代につながるものとなり、これからの未来に向けての活力をいただけた素晴らしい一日となりました。
▲オープニング映像に映し出された当女性会メンバー |
会長 入江 孝子
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