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9.流動客調査 |
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福山市と当所で実施している流動客調査における平成9年度以降の流動客数の推移をみると(全ての調査年度に共通する地点での比較)、減少傾向を示し、平成13・17・20年度には休日が平日を下回る結果となっている。
福山市中心部地区は、商業・業務等の都市機能が多数集積しており、また、鉄道やバス等の公共交通の結節点でもあることから、市民はもとより、周辺地域住民にとっても、日常生活や事業活動等を行ううえで重要な場となっているが、流動客の減少傾向は続いている。
この要因としては、ライフスタイルの変化や消費活動の広域化、個人消費の伸び悩み、通信販売やインターネット販売等の販売手法の多様化、専門量販店等郊外大型店の新規出店、集客力のある駅前既存大型店の撤退等が考えられる。
また、東桜町地区市街地再開発事業による店舗等の閉店、さらには駅前広場整備事業の工事により利便性に優れた交通結節機能が果たされていないこと等も影響しているものと考えられる。 |
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福山市中心部の総流動客数の推移 |
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(単位:人) |
福山市・福山商工会議所「流動客調査報告書」 |
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平成
9年度 |
平成
11年度 |
平成
13年度 |
平成
15年度 |
平成
17年度 |
平成
20年度 |
平日 |
215,272 |
199,691 |
186,107 |
169,041 |
162,481 |
140,930 |
休日 |
271,006 |
216,958 |
175,852 |
194,286 |
159,236 |
133,836 |
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※全ての調査年度に共通する地点で比較。
各年とも6月上旬実施。 |
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街区別平均流動客数推移 |
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(単位:人) |
福山市・福山商工会議所「流動客調査報告書」 |
平日 |
平成
9年度 |
11年度 |
13年度 |
15年度 |
17年度 |
20年度 |
A 駅前西周辺街区 |
6,877 |
6,109 |
5,257 |
5,397 |
5,026 |
4,240 |
B 伏見町周辺街区 |
7,091 |
6,845 |
6,684 |
5,716 |
6,075 |
5,632 |
C 元町周辺街区 |
5,288 |
5,072 |
4,928 |
4,275 |
4,083 |
3,415 |
D 福山神社周辺街区 |
4,213 |
3,917 |
3,954 |
3,297 |
2,838 |
2,408 |
E 本通・南本通周辺街区 |
3,653 |
3,472 |
3,349 |
2,677 |
2,649 |
2,293 |
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休日 |
平成9
年度 |
11年度 |
13年度 |
15年度 |
17年度 |
20年度 |
A 駅前西周辺街区 |
10,790 |
8,583 |
5,841 |
7,683 |
5,853 |
4,860 |
B 伏見町周辺街区 |
8,103 |
6,878 |
6,918 |
6,772 |
6,260 |
5,490 |
C 元町周辺街区 |
5,272 |
4,383 |
3,952 |
3,828 |
3,281 |
2,681 |
D 福山神社周辺街区 |
4,870 |
3,720 |
3,445 |
3,190 |
2,478 |
1,976 |
E 本通・南本通周辺街区 |
3,856 |
2,841 |
2,433 |
2,124 |
1,869 |
1,466 |
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※街区別調査は、下部の地図のとおりA〜Eの点線で囲った区域を「街区」としている。
平均流動客数とは、各街区の流動客数を調査地点数で除した数。 |
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